報道発表資料
京都議定書の意義や内容の理解を国民各界各層に広め、地球温暖化対策を国民運動として本格的に実施していくための国民運動を展開していくことを目指し、環境庁では、(財)地球・人間環境フォーラム及び関係自治体と共催し、「京都議定書と私たちの挑戦」と題するシンポジウムを全国で開催することとした。
当面まず5箇所で開催することとし、更に継続して実施することを計画している。
また、このシンポジウムの周知を図るため、「京都議定書と私たちの挑戦」と題するシリーズ・ポスターの第2号として、京都在住のデザイナー久谷政樹氏のデザインを用いたポスターを作成した。同ポスターは関係自治体で用いるほか、一般の希望者にも配布する。
当面まず5箇所で開催することとし、更に継続して実施することを計画している。
また、このシンポジウムの周知を図るため、「京都議定書と私たちの挑戦」と題するシリーズ・ポスターの第2号として、京都在住のデザイナー久谷政樹氏のデザインを用いたポスターを作成した。同ポスターは関係自治体で用いるほか、一般の希望者にも配布する。
1.シンポジウムについて
(1) | 構成 当面、全国5箇所(札幌、東京、名古屋、大阪、北九州)において、それぞれ500人規模のシンポジウムを開催する。 各シンポジウムの構成は、次のとおり。 {1}ビデオ「地球温暖化の脅威」の上映 {2}政策担当者、科学者からの基調講演 {3}地元の有識者を含めた、様々な立場の人からなるパネリストによる討議 また、場外で展示を行うほか、かねて作成したパンフレット「京都議 定書と私たちの挑戦」等の資料を配布する。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
(2) | 内容 映像、基調講演及びパネルディスカッション等により、 {1}地球温暖化の予測とそれによる深刻な影響 {2}対策の現状と問題点 {3}対策強化の国際的動向(京都議定書の意義と内容) {4}国内の対策強化の方向と経済活動や日常生活との係わり {5}足下からの取組の在り方 について、最新の情報を伝え、地球温暖化対策を国民運動として本格的に実施していくための気運を高める。 なお、現在政府内において温暖化対策の具体化を目指し鋭意検討を行っているところであり、シンポジウムにおいては、これらの検討結果を随時追加するなど適宜充実させていく方針である。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
(3) | 参加の方法 参加は自由であるが会場の都合があるので、参加申込書等により開催自治体に申込み、参加すること。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
(4) | 開催日時・場所 | |||||||||||||||||||||||||||||||
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(5) | 具体的なプログラム(名古屋市での5月11日のシンポジウムの場合)
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(注)大阪以下のシンポジウムのプログラムは、それぞれ開催の1ヶ月程前に、現地と同時発表の予定
2.リレーシンポジウムのポスターについて
環境庁では、「京都議定書と私たちの挑戦」を様々な切り口で訴える一連のポスターを、永く貼りだしていただけるよう、芸術家の方々の協力を得て作成しつつあるが、このポスターはその第2弾。
(1) | テーマ |
「蝕まれつつある地球、しかし、希望も。」という意味を絵により訴えたもの。地球温暖化対策が国際的に進められつつあることをモダンな意匠で表している。(縮小コピーは本資料末に添付) 京都の久谷政樹氏(注)の、COP3開会にちなんだ作品。 | |
(2) | 発行枚数、配布先等 |
ポスターはB2版、特色5色刷り。合計1000枚を作成し、シンポジウム開催地周辺の自治体を中心に配布。一般の方の入手希望者は、返信切手付のケースで環境庁地球環境部環境保全対策課、又は開催地の自治体の環境部局に申し込みのこと。 |
(注) | 久谷政樹(ひさたにまさき)氏のプロフィール |
1940年、京都生まれ。1968年エスポ都市設計国際コンペ(フィンランド)出品のほか、1975年日本新聞協会賞、1982年第10回ブルノグラフィックビエンナーレ銀賞(チェコスロバキア)等数々の賞を受け、活躍を続けている。ワルシャワポスター美術館、ミュンヘン国立美術館などにパーマネントコレクションがある。現在、京都芸術短期大学ビジュアルデザイン教授。 |
- 連絡先
- 環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課
課 長 :小林 光 (6740)
課長補佐 :坂本 文雄(6758)
担 当 :佐藤 さえ (6738)