報道発表資料
11月30日(火)~12月2日(木)に、平成22年度有害廃棄物の不法輸出入防止に関するアジアネットワークワークショップをカンボジア・シェムリアップにて開催します。本ワークショップでは、有害廃棄物の不法輸出入防止に関する各国の取組の状況の報告、不法な輸出入の貨物の返送、有害廃棄物の環境上適正な管理に関する基準、アジアネットワークの今後について議論する予定です。
1 背景
有害廃棄物の不法輸出入防止に関するアジアネットワークは、有害廃棄物の不法輸出入防止のため、各国のバーゼル条約実施能力の向上及び関係国間の情報交換体制(ネットワーク)を整備することを目的として環境省が2003年に提唱し、ワークショップの開催(今回が7回目)やウェブサイトの構築(https://www.env.go.jp/en/recycle/asian_net/)を通じて、各国の規制情報の提供、有害廃棄物の不法輸出入情報や適正な輸出入の取組事例等に関する情報交換を行っています。
前回のワークショップにおいて、不法輸出入が起きた場合の貨物の返送に関しての議論や、関連する会議において有害廃棄物の環境上適正な管理に関する基準の重要性が指摘されたことを踏まえて、各国のバーゼル条約担当官と情報を交換するとともに、有害廃棄物の不法輸出入対策や管理について議論する予定です。
2 ワークショップの概要
(1)日程
平成22年11月30日(火)~12月2日(木)
(2)場所
カンボジア・シェムリアップ
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- 11月30日~12月1日:ワークショップ
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- 12月2日:施設見学
(3)主催
環境省、カンボジア王国環境省、バーゼル条約地域事務所(インドネシア)
(4)参加者(予定)
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- メンバー国:アジア10カ国(インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、中国、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、日本)のバーゼル条約担当官
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- バーゼル条約地域事務所(インドネシア、中国)
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- 専門家
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- オブザーバー:バーゼル条約事務局、世界税関機構、EU(IMPEL)、国連環境計画、アメリカ、カナダ、オーストラリア等
(5)議題
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- バーゼル条約に基づく活動状況報告
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- 有害廃棄物の返送に関する各国取組
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- バーゼル条約95年改正に関する情報の共有、アジア各国における有害廃棄物の環境上適正な管理
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- アジアネットワークの今後の取組
(6)期待される成果
有害廃棄物の返送に関する情報共有やその対策、環境上適正な管理基準に関する事項について各国間で議論を行い、議長総括を取りまとめる予定。
- 連絡先
- 環境省廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課 適正処理・不法投棄対策室
直通:03-5501-3157
代表:03-3581-3351
室長:吉田 一博(内線:6881)
担当:本多 俊一(内線:6885)
担当:彦坂 早紀(内線:6886)