報道発表資料

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1998年04月17日

「自然とふれあうみどりの日の集い」について

「みどりの日」(4月29日)は、「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」という趣旨により、国民の祝日として平成元年に制定された。環境庁では、この趣旨を広く一般の人々に呼びかけるとともに、「みどりの日」に積極的に自然にふれあう活動を展開すべく平成元年より「自然とのふれあい」をテーマに、国民公園である新宿御苑における中央行事(自然とふれあうみどりの日の集い)をはじめとして、全国の国立公園等において自然観察会やハイキングなど様々な自然とふれあう行事を実施している。

1.「自然とふれあうみどりの日の集い」

 4月29日「みどりの日」に新宿御苑(9:00~16:00)を無料開放し、各種行事を実施する。

【主な行事】
「紙芝居」と「植物のおはなし」の達人が"自然を伝える"
源 吾朗氏(紙芝居)
山形県出身。四半世紀の大道芸人生をおくる紙芝居の達人。モンゴルの草原で、夏毎に遊牧民の子ども達に
紙芝居を見せる。現在、日本モンゴル文化協会理事。紙芝居を世界に広める「国際紙芝居協会」を設立した。
山中 寅文氏(植物のはなし)
鹿児島県出身。(財)森林文化協会顧問
元小石川植物園の教官。植物の姿をよく見て研究をされることでは、当世きっての自然解説者(インタープリター)である。
"サンゴ礁保全ポスター展"
「国際サンゴ礁年」に東アジア地域の子ども達が描いたサンゴ礁保全を訴えるポスター優秀作品を展示。
「母と子の森」自然教室
新宿御苑の「母と子の森」において、自然観察会等を実施。
(詳細は別添パンフレット参照)
【主 唱】 環境庁
【主 催】 新宿御苑みどりの日の集い実行委員会
【実施団体】 環境庁自然保護局企画調整課、(財)国民公園保存協会、(財)国立公園協会、(財)日本自然保護協会、(財)国民休暇村協会、(社)日本温泉協会、国民保養温泉地協議会、(財)日本鳥類保護連盟、(財)世界自然保護基金日本委員会、(社)日本歩け歩け協会、(社)日本ネイチャーゲーム協会、(財)日本環境協会、(社)日本環境教育フォーラム、(財)サンワみどり基金、(社)青少年交友協会、(社)日本オート・キャンプ協会、新宿御苑森の会、(社)園芸文化協会、(財)海中公園センター

2.国立公園の行事

 全国の国立公園の主な利用拠点において、環境庁の国立公園・野生生物事務所が中心となり、4月29日の「みどりの日」を中心とした「みどりの週間」4月23日~29日に別紙のような自然観察会やハイキング等の行事を実施する。

3.地方公共団体における各種行事の実施

 上記の他、都道府県等に対しても「自然とふれあうみどりの日の集い」にふさわしい行事の実施を指導しており、全国各地において多彩な行事が実施されることとなっている。

注)別添パンフレットは省略

添付資料

連絡先
環境庁自然保護局企画調整課自然ふれあい推進室
室 長 :黒田大三郎(内6420)
 担 当 :木村  京子(内6422)

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