報道発表資料

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1998年04月22日

佐潟水鳥・湿地センターの供用開始について

我が国の、ラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)登録湿地の一つである佐潟に、水鳥の保護、湿地の賢明な利用に関する学術研究、普及啓発の推進等の拠点として、環境庁直轄施設である「佐潟水鳥・湿地センター」の整備を進めてきたが、平成10年度から当該施設の供用を開始する。
 同センターは、厚岸、浜頓別クッチャロ湖、琵琶湖に続く我が国で4番目の水鳥・湿地センターとして、環境庁から委任を受けた新潟県が施工に当たり平成9年度末に竣工した。

1 施設の概要

(1)施設の名称   佐潟水鳥・湿地センター
(2)所在地   新潟県新潟市赤塚地内
(3)整備期間   平成8~9年度(2ヶ年)
(4)総工費   260,000千円
(5)施設規模等   木造平屋建て
   建築面積:333.92平方メートル
   延床面積:324.92平方メートル
   *水鳥観察のための野生生物映像設備等を設置。

2 開所式

(1)日時   平成10年5月15日(金)11:00~
(2)場所   佐潟水鳥・湿地センター

新潟県環境生活部環境企画課
 5025-285-5511(内線:2697)
新潟市市民局環境部環境対策課
 5025-228-1000(内線:2728)


ラムサール条約登録湿地「佐潟」の概要

1 名称佐潟
2 所在地新潟県新潟市、巻町
3 湿地の概要平成8年3月23日に、ラムサール条約に登録された淡水湖。面積76ha。砂丘の形成期に砂丘間の凹部にできた湖で、地下水の湧水によって維持されている。ハクチョウ類、オオヒシクイ等の多くのガンカモ類の有数な集団渡来地である。
4 その他国設鳥獣保護区、国定公園特別地域、都市計画佐潟公園区域に指定。
連絡先
環境庁自然保護局野生生物課鳥獣保護業務室
室 長 :守口  典行(6470)
 補 佐 :東海林克彦(6471)
 担 当 :春日  陽一(6472)