報道発表資料

この記事を印刷
2010年10月04日
  • 自然環境

環境省のCOP10サイドイベント及びブース展示等について(お知らせ)

 カルタヘナ議定書第5回締約国会議(COP-MOP5)及び生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の開催に伴い、会議開催期間中に350を超える「サイドイベント」が開催されます。
 この「サイドイベント」は、締約国、各種団体の取組の紹介及び情報共有・意見交換の場として生物多様性条約事務局が主催するセッション形式のイベントです。COP-MOP5/COP10の会場である名古屋国際会議場(以下、「会議場」という。)の内外の各種会議室において、主として本体会議の休憩時間を中心に複数のサイドイベントが開催されます。
 環境省としては、COP10期間中に19件のサイドイベント及び会議場内CEPAフェアにおいて展示及びプレゼンテーションを企画しております。会議場内で行われるサイドイベントについては、会議参加者を対象としたものですが、会議場の外で行われる6件のサイドイベントについては、一般の方もご参加いただけます。
 また、会議場に隣接する白鳥公園を中心に開催される「生物多様性交流フェア」において、環境省は、COP-MOP5/COP10期間中に4つのブースで、7つの展示を行い、生物多様性に関する情報等を広く発信します。この展示は、一般の方もご覧になることができますので、是非ご来場ください。

サイドイベント

概要

 締約国、各種団体の取組の紹介及び情報共有・意見交換の場として生物多様性条約事務局(以下、「SCBD」という。)が主催するセッション形式のイベントです。会議場内の各種会議室において、主として本体会議の休憩時間を中心に複数のサイドイベントが開催されます。
 2010年2~7月中旬の間、SCBDが世界中からテーマを公募し、8月27日にその内容が発表されました。COP-MOP5期間中(10月11日~15日)に16件、COP10期間中(10月18日~29日)に352件のサイドイベントが予定されています。(10月1日現在)
 更新された最新の情報は、SCBDのホームページで確認できます。
 (http://www.cbd.int/cop10/side-events/?mtg=cop-10
 なお、サイドイベントのスケジュールは、本体会議の公式セッションを優先するため現場で再調整される場合があります。

環境省のサイドイベント

 環境省が企画・参加するサイドイベントは次の19件です。(詳細は別添1参照)
 なお、各イベントの開催時間は、基本1時間30分です。(イベントごとに異なります。)

会場内のイベント

日時 イベントタイトル
10月18日13:15~ REDDメカニズムと生物多様性保全との相互作用
10月18日13:15~ 生物多様性条約の施行におけるラムサール条約の役割
10月19日13:15~ SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)の発足式典
10月19日13:15~ 持続可能な経済社会活動に関する事例発表会~生物多様性と循環型社会~
10月20日13:15~ ポスト2010年目標の達成に向けて
10月20日13:15~ 食べて考える、外来種ワークショップ1
10月20日16:30~ サンゴ礁(国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI))
10月21日13:15~ 国際里海ワークショップ-豊かな生物多様性の保全に向けた里海の役割-
10月21日18:15~ 食べて考える、外来種ワークショップ2
10月22日13:15~ 生態系と生物多様性に関する経済学(TEEB):地方行政向けとビジネス向けについて
10月22日13:15~ 東・東南アジア生物多様性情報イニシアティブ(ESABII)
10月23日9:00~ オーシャンズ・デイ・アット・ナゴヤ(海洋・沿岸・島嶼に関するグローバルフォーラム)
10月25日18:15~ アジア太平洋生物多様性観測ネットワーク(AP-BON)

会場外のイベント

日時 イベントタイトル
10月21日13:15~ 東アジア・オーストラリア地域の渡り鳥飛来ルートにおける生物多様性保全の取組
10月23日13:30~ 見て、聞いて、考えよう!外来種ワークショップ
10月25日13:15~ クリティカル・エコシステム・パートナーシップ基金(CEPF)の役割:2010年目標への貢献
10月26日13:15~ 国際生物多様性年・地球生きもの委員会報告会~「国連生物多様性の10年」に向けて~
10月27日13:15~ 生物多様性国際ユース会議in愛知2010の成果発表
10月27日13:15~ 生物多様性の評価・指標(生物多様性総合評価)

CEPAフェア

 CEPAフェア(Fair on experiences and best practices in Communication, Education and Public Awareness)は、生物多様性条約事務局が主催し、締約国及び各種団体が生物多様性条約及びカルタヘナ議定書の目的達成に資する情報交換、教育及び普及啓発の取組やその成功事例について、成果物の展示やプレゼンテーションをする場です。

展示

・国際生物多様性年を記念して組織された国内委員会である「地球生きもの委員会」の取組に関するポスター展示を行います。

プレゼンテーション

・日時
10月18日13:15~14:00
・場所
2号館216号室
・題名
国際生物多様性年国内委員会「地球生きもの委員会」の取組
・内容
経済界、学識経験者、関係機関等多様な主体から成る「地球生きもの委員会」の活動紹介、及び同委員会委員が今後の展開を語るトークセッション。

ブース展示

概要

 会議場に隣接する白鳥公園を中心に開催される「生物多様性交流フェア」は、生物多様性をテーマとした国際的な発表・交流展示会で、会議参加者はもとより一般の方もご覧いただけます。国内外の政府や自治体、国際機関、NGO/NPO、学術、企業などのさまざまな出展者が、生物多様性に関するプロジェクト、課題やアイデアを持ち寄り、ブース展示等で広く情報発信します。
 環境省は、COP-MOP5/COP10期間中に4つのブースにおいて、7つの展示を行います。

環境省のブース展示

 環境省が企画するブース展示は次の7件です。(詳細は別添2参照。)

期間 場所 イベントタイトル
MOP期間10月11日~15日 S-38 エコツーリズム
MOP期間10月11日~15日 S-39 カーボン・オフセットとJ-VER制度
~豊かな森づくりに貢献する仕組み~
MOP・COP期間10月11日~29日 S-34 環境省自然環境局ブース
MOP・COP期間10月11日~29日 S-44 国際生物多様性年国内委員会「地球生きもの委員会」
COP期間10月18日~29日 S-38 東・東南アジア生物多様性情報イニシアティブ(ESABII)、アジア太平洋生物多様性観測ネットワーク(AP-BON)の紹介
COP期間10月18日~29日 S-38 ラムサール条約湿地と渡り鳥保護
COP期間10月18日~29日 S-39 野生生物と化学物質

添付資料

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室
直通:03-5521-8150
代表:03-3581-3351
室長:鳥居 敏男(内線 6480)
COP10準備室次長:佐藤 邦子(内線 6494)
室長補佐:中原 敏正(内線 6838)
担当:前川 高寛(内線 6979)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。