報道発表資料
ゴルフ場で使用される農薬について、平成21年度に地方自治体及び地方環境事務所が実施したゴルフ場排出水の水質調査の結果を取りまとめましたので公表します。
本調査は、635か所のゴルフ場を対象に、延べ23,810検体について実施しましたが、ゴルフ場排出水の農薬濃度目標(指針値)を超過した事例はありませんでした。
1.経緯
環境省は、平成2年5月、ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁を未然に防止するため、ゴルフ場で使用される農薬に係る水質調査の方法やゴルフ場の排水口における農薬濃度目標(指針値)等を定めた「ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止に係る暫定指導指針」を策定し、都道府県に通知しました。都道府県等においては、その後、同指針に基づき、ゴルフ場で使用される農薬について調査・指導が行われています。
環境省では、平成2年度から、地方自治体により実施されたゴルフ場排出水等の水質調査結果を取りまとめており、また、平成16年度からは、環境省地方環境事務所において実施された水質調査結果についても併せて取りまとめています。
2.平成21年度水質調査結果の概要
- [1]
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- 調査を実施した都道府県数
- 47
(うち、地方環境事務所が調査を行った都道府県数:20都道県(5都道県において重複))
- [2]
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- 調査対象となったゴルフ場数
- 635か所
(うち、地方環境事務所が調査を行ったゴルフ場数:22か所)
- [3]
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- 調査対象農薬数
- 45種類
- [4]
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- 総検体数
- 23,810検体
(うち、地方環境事務所が調査を行った検体数:990検体)
- [5]
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- 指針値超過検体数
- 0検体(別表1、2のとおり)
添付資料
- (別表1)都道府県別の水質調査結果 [PDF 129 KB]
- (別表2)農薬別の水質調査結果(排水口) [PDF 86 KB]
- (参考資料)ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止に係る暫定指導指針 [PDF 111 KB]
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局土壌環境課農薬環境管理室
直通:03-5521-8311
代表:03-3581-3351
室長: 西嶋 英樹(内線6640)
室長補佐: 荒木 智行(内線6641)
担当: 舩野 敦子(内線6643)