報道発表資料

この記事を印刷
2010年09月15日
  • 地球環境

地球観測連携拠点(温暖化分野)平成22年度ワークショップ「統合された地球温暖化観測を目指して」-森林における観測の最前線-の開催について(お知らせ)

 地球温暖化に関する統合的な観測を関係府省・機関の連携により推進するために環境省と気象庁が共同で設立した地球観測連携拠点(温暖化分野)の事務局(地球温暖化観測推進事務局/環境省・気象庁)が主催する、研究者から一般の方までを対象とした平成22年度のワークショップを開催しますのでお知らせします。

 地球温暖化に関する統合的な観測を関係府省・機関の連携により推進するために環境省と気象庁が共同で設立した地球観測連携拠点(温暖化分野)の事務局(地球温暖化観測推進事務局/環境省・気象庁)が主催する、研究者から一般の方までを対象とした平成22年度のワークショップを下記のとおり開催します。
 今回は、温室効果ガスの削減に大きな効果があるといわれている森林を対象に、森林における観測について、ワークショップを開催します。
 わが国では古くから、森林そのものを対象に、また関係する気象学や生態学の分野を含めて長期間にわたって観測が行われてきており、その観測資料は貴重な財産となっています。
 森林に関しては、近年特に地球環境や生物多様性等々に関連して、ますますその重要性が指摘されています。
 ワークショップにおいては、森林の基盤的な観測のみならず、COP10を踏まえた生態系・生物多様性、炭素循環、温暖化影響に関する観測について講演を行うとともに、最近注目を集めている「途上国における森林減少・劣化による温室効果ガス排出の削減(REDD+(レッド・プラス))」についても、観測の視点から、その概要について講演します。

1 期日

平成22年11月12日(金) 13時~17時15分

2 場所

千代田放送会館ホール(東京都千代田区紀尾井町1-1)

3 実施体制

主催
地球温暖化観測推進事務局/環境省・気象庁
後援
内閣府、文部科学省(予定)、農林水産省
独立行政法人森林総合研究所
独立行政法人国立環境研究所地球環境研究センター

4 実施内容

タイトル
「統合された地球温暖化観測を目指して」-森林における観測の最前線-
基調講演
「長い目で見る、広い目で見る:森林生態系モニタリングから分かること」
 日浦勉(北海道大学)
講演
[1]
「高CO2環境に対する森林樹木の応答」小池孝良(北海道大学)
[2]
「森林の樹木多様性と生態系機能」黒川紘子(東北大学)
[3]
「森林炭素モニタリングに向けた陸域生態系観測ネットワークの役割」
 三枝信子(国立環境研究所)
[4]
「リモートセンシングと生態系モデルによる森林炭素マッピング:REDD+のモニタリングは可能か」山形与志樹(国立環境研究所)
総合討論
「森林における観測研究の今後の展望」
詳細は別紙のリーフレットをご覧ください。

5 その他

定員
200名 (事前登録制、入場無料)
参加につきましては、下記ホームページからお申し込みください。
http://occco.nies.go.jp/101112ws/index.html
(本件に関する問合せ先)
環境省 地球環境局 総務課 研究調査室
電話03-3581-3351(内線6735)
気象庁 地球環境・海洋部 地球環境業務課
電話03-3212-8341(内線5118)

添付資料

連絡先
環境省地球環境局総務課研究調査室
代表:03-3581-3351
室長:松澤 裕(内線6730)
室長補佐:清野 達男(内線6731)
係長:河里 太郎(内線6735)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。