報道発表資料

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1998年04月24日

地球環境行動会議「北東アジア温暖化対策ワークショップ」の開催について

5月7日(木)、8日(金)に標記ワークショップが開催されますのでお知らせします。
1.開催日時平成10年5月7日(木)、8日(金)

2.開催場所キャピトル東急ホテル

3.主催地球環境行動会議

4.後援環境庁、通商産業省、外務省(以上予定)

5.開催趣旨北東アジア地域は、温室効果ガスの大量排出国を抱え今後とも排出量の著しい増大が見込まれるとともに、シベリア等多くの森林を抱えているため、今後の温暖化対策上、極めて重要な地域である。本シンポジウムは、同地域に着目して、先進国と途上国が協力し、長期的に温室効果ガスを大幅に削減するような方策を検討し、世界に示そうとするもの。

6.プログラム
5月7日(木)
 10:00開会
 10:15キーノートスピーチ
 11:00セッション1「北東アジアにおける長期的な温室効果ガスの排出見通し及び削減方策に関するオーバービュー」
 14:30セッション2「森林の保全とバイオマスの利用に関する温暖化対策長期構想」
 18:00レセプション

5月8日(金)
 10:00セッション3「その他の代替エネルギー利用促進に関連する温暖化対策長期構想」
 15:00セッション4「総括」
 16:00閉会

7.取材ワークショップの取材は可。会場の都合により、出席を希望する方は、4月28日(火)まで、環境庁に連絡下さい。
なお、5月8日の閉会後に記者会見を予定しています。


(参考)

地球環境行動会議(GEA)について

 1991年、「環境と開発に関する国連会議(UNCED)」、いわゆる地球サミットを翌年に控え、地球環境保全と持続可能な開発を両立させるために必要な資金調達の問題がサミットの成否を握る状況を呈していました。GEAは、竹下登元首相が中心となって、海部俊樹元首相、平岩外四経団連会長(当時)の3名を発起人に、政界、経済界、学会等の有力者で組織され、地球環境問題の解決と持続可能な開発に貢献することを目的に発足したNGOです。1992年3月、UNCED事務局と共同で「地球環境賢人会議」を東京で開催、その成果である[東京宣言]は地球サミットの特別セッションで発表され、サミットを成功に導くことに大きく貢献しました。1994年10月には、「賢人会議」と地球サミットをフォローアップするため「地球環境東京会議」を開催[’94東京宣言]を世界に向けて発信し、持続可能な開発に関する国際的な対話の強化を提唱しました。
 1995年11月、それまでは主催する国際会議名を冠して便宜的に「地球環境賢人会議実行委員会」「地球環境東京会議実行委員会」としていたものを、地球環境行動会議と名称を変更し、英語名は国際的に定着しているGEAを継承し、組織を発展的に改組しました。1997年の国連環境開発特別総会を側面から支援する目的で、3月に国連持続可能な開発委員会事務局と共同で「地球環境パートナーシップ世界会議」を開催しました。
 初代会長は竹下登元首相、2代目会長は海部俊樹元首相、現会長は平岩外四前経団連会長です。

(地球環境行動会議パンフレットより)

連絡先
環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課研究調査室
室    長 :森 秀行  (6743)

環境庁企画調整局地球環境部企画課
課長補佐 :小川 晃範(6734)