報道発表資料
9月8日(水)から10日(金)まで、「第4回日中韓における化学物質管理に関する政策ダイアローグ」(以下「化学物質政策ダイアローグ」)が東京で開催されることとなりましたのでお知らせします。
第4回化学物質政策ダイアローグでは、日本、中国及び韓国における化学物質管理に関する政策や規制に関する情報交換を推進することを目的として、政府関係者及び学識経験者による情報交換が行われるとともに、日中韓の化学物質対策等に関する公開セミナーを開催します。なお、公開セミナーについては、参加者を募集しています。
1.これまでの経緯
平成18年12月に開催された第8回日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM8)において「化学物質管理に関する政策や規制に関する情報交換の推進」について合意されたことを受け、平成19年11月に第1回、平成20年9月に第2回、平成21年9月に第3回の化学物質政策ダイアローグをそれぞれ東京(日本)、ソウル(韓国)、北京(中国)において開催しました。
2.概要
- 日時:
- 9月8日(水)~10日(金)
- 場所:
- 東京(日本)
- 出席者:
- 日本、中国環境保護部及び韓国環境部の政府関係者、学識経験者等
我が国からは、環境省化学物質審査室長ほか、環境省の担当官、学識経験者、及び外部専門家等が出席。
3.政策ダイアローグの概要
[1]第4回日中韓政府事務レベル会合
- 日時:
- 9月8日(水)終日
- 場所:
- 三田共用会議所
- 出席者:
- 日中韓の政府関係者、学識経験者等
- 議題:
-
- (1)
- 化学物質管理政策に関する意見交換
- (2)
- 化学物質管理における国際対応に関する意見交換
- (3)
- 優良試験所基準(GLP)に関する意見交換
- (4)
- リスクアセスメント手法に関する意見交換
- (5)
- 将来の連携方策について
- ※
- 事務レベル会合は非公開だが、結果概要は公表する予定。
[2]日中韓の化学物質管理政策に関するセミナー
- 日時:
- 9月9日(木)10:00~17:15
- 場所:
- 三田共用会議所[講堂]
- 参加者:
- 日中韓の政府関係者、一般公募による参加者(参加費無料、200名程度)
- 言語:
- 同時通訳あり
- 内容:
- 日中韓の担当者等による発表及び参加者との質疑応答
- (1)
- 日中韓の化学物質管理政策に関する最新動向
- (2)
- POPs条約の対象に追加指定された化学物質への日中韓の対応
- (3)
- 日中韓の化学物質管理に関する優良事例
- (4)
- 独立行政法人国際協力機構(JICA)の活動
- ※
- セミナーは事前申込制。参加申込は、「化学物質国際対応ネットワーク」のウェブサイト
(http://www.chemical-net.info/seminar20100909.html)で受付します。 - ※
- 化学物質国際対応ネットワーク:平成19年7月に、EUの新たな化学物質規制など、我が国の経済活動にも影響を及ぼす海外の化学物質対策の動きへの対応を強化するため、化学産業や化学物質のユーザー企業、関係省庁等が幹事となって発足。
[3]日中韓の化学物質に係る生態毒性試験テストガイドラインに関する専門家会合
- 日時:
- 9月10日(金)午前
- 場所:
- 東京プリンスホテル
- 出席者:
- 日中韓の政府関係者、学識経験者等
- 内容:
- 日中韓における化学物質に係る生態毒性試験テストガイドラインに関する現状と課題
- ※
- 専門家会合は非公開だが、結果概要は公表する予定。
- 連絡先
- 環境省環境保健部環境保健企画管理課化学物質審査室
直通:03-5521-8253
代表:03-3581-3351
室長 和田 篤也(内線6309)
補佐 小岩 真之(内線6324)
担当 池本 忠弘(内線6329)
岩井田 武志(内線6328)