報道発表資料

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2000年11月10日

トキ増殖技術現地検討会の開催及びトキの遺伝的距離の分析結果について

1. 11月19日に、佐渡トキ保護センターにおいて「トキ増殖技術現地検討会」(座長:菅谷上野動物園長)が開催される。
(主な議題は、優優(ユウユウ)と美美(メイメイ)のペアリングの進め方。)

2. 環境庁では、5月30日のトキ増殖技術現地検討会の決定に基づき、日本と中国のトキの個体間の遺伝的な距離の分析を、早稲田大学石居教授(トキ増殖技術現地検討会委員)に依頼して実施したところであり、その結果が今回の検討会において報告される予定。

※ 内容は、日本産トキ(ミドリ)と中国由来トキ(優優(ユウユウ)、新新(シンシン)、愛愛(アイアイ))及びトキ科近縁種(ブロンズトキ)のDNAの比較分析の結果、日本と中国のトキの遺伝的距離は比較的近いことがわかった、というもの。検討会での議論を踏まえて正式に公表となる予定。

連絡先
環境庁自然保護局野生生物課
課 長 :森 康二郎 (6460)
 担 当 :植田・柳川 (6464)