報道発表資料
環境省においては、21世紀環境立国戦略(平成19年6月閣議決定)に位置づけられている豊饒の「里海」の創生を支援するため、平成20年度から「里海創生支援モデル事業」を実施しています。「里海創生支援モデル事業」では、地方公共団体が地域と一体になって海域環境の保全や海との共生といった観点から里海の創生を目指す活動を支援するとともに、全国の里海づくりの参考となるマニュアル策定の基礎となる資料を収集整理することとしています。
この度、平成22年度モデル事業として3件の事業を公募により選定いたしましたので、お知らせいたします。
選定したモデル事業の概要は以下のとおりです。
実施主体名 | モデル事業名 | 活動の概要 |
---|---|---|
志摩市 (三重県) |
英虞湾いきもの調査隊事業 | 市民による英虞湾沿岸に生息する生物のモニタリング体制を整え、海岸生物に関するデータの蓄積を図ることで里海の管理を進め、英虞湾の自然環境に関する市民の意識の高揚を図る。
|
兵庫県 | 赤穂海岸及び相生湾における自然再生を中心とした里海づくり事業 | 赤穂海岸、相生湾におけるアマモ、海浜植物、シバナ等の塩生植物などの自然再生をシンボルとしながら、NPO、漁業共同組合、企業、市町村等が一体となった地域住民主体による里海づくりを実施する。
|
佐賀県 | 有明海・山から海まで流域一体里海づくりモデル事業 | 有明海の再生へむけて山、川、海にわたる流域一体となった環境保全に取り組むため、「里海」をキーワードとして地元活動団体等のネットワーク化を図り、「有明海」再生の意識の向上を図る。
|
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局水環境課閉鎖性海域対策室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8319
室長:室石 泰弘(6660)
室長補佐:橋本 浩一(6661)
審査係長:山田 拓也(6666)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成22年2月1日
- 平成22年度里海創生支援モデル事業の公募について(お知らせ)