報道発表資料

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2000年10月27日

国連環境計画(UNEP)親善大使の任命について

国連環境計画(UNEP)は、歌手の加藤登紀子さんを10月30日(月)付けで親善大使に任命することになりましたのでお知らせします。

1.国連環境計画(UNEP)親善大使の概要

(1) 目的
アジア太平洋地域における環境保全活動への大衆の認識向上を図ること。
現地活動への支援を強化し、現地活動の進展を図ること。

(2) 任務
アジア太平洋地域での草の根レベルの環境保全活動が行われている地域を訪問し、活動に関わっている人々を激励すること。
現場の取組をさらに進めるために必要な事項を調べること。
環境の現状と環境保全活動について報告すること。
環境保全活動とUNEPの業務についてマスメディアを通じ、アジア太平洋地域、特に日本において広報すること。

2.加藤登紀子さんの略歴

(1) 歌手活動
 大学在学中の昭和40年に歌手活動を開始。昭和44年「ひとり寝の子守唄」、昭和46年「知床旅情」でそれぞれ日本レコード大賞歌唱賞を受賞。平成4年にフランス政府より芸術文化勲章「シュバリエ」を受賞。

(2) 環境活動
 財団法人 世界自然保護基金日本委員会(WWFジャパン)評議員。WWFジャパンのパンダ大使として環境保全活動を広報。平成11年6月5日の世界環境デー(日本政府と国連環境計画主催)レセプションに出演。本年10月10日の環境分野における政府、ビジネス及びNGOの協力をテーマとした「日米コモンアジェンダ・セミナー」(外務省及びコモンアジェンダ円卓会議主催)にて基調講演。

3.任命セレモニー

日  時 平成12年10月30日(月)
会場等詳細な情報については追ってお知らせします。

4.記者会見

日  時   平成12年10月30日(月)12:00~12:15
会  場   環境庁庁議室(20階)
出席者   川口 順子
  加藤 登紀子
 環境庁長官
 国連環境計画(UNEP)親善大使

【参考】 国連環境計画(United Nations Environment Programme : UNEP)
 1972年設立、本部はナイロビ(ケニア)に設置されている。既存の国連諸機関が行っている環境に関する諸活動を総合的に調整するとともに、国連諸機関が着手していない環境問題に関して、国際協力を推進していくことを目的としている。我が国は、1972年の国連総会で理事国に選出されて以来今日まで理事国の地位にある。
連絡先
環境庁企画調整局地球環境部企画課
課長   :一方井誠治(6731)
 調査官  :星野  一昭(6748)
 課長補佐:尾川  毅  (6721)
 課長補佐:上條  哲也(6736)