報道発表資料
平成20年度における全国の一般廃棄物(ごみ及びし尿)の排出及び処理状況等について調査し、その結果を取りまとめたので公表します。結果の概要は次のとおり。
1.ごみの排出・処理状況
- (1)ごみ排出の状況:
 - ごみ総排出量、1人1日当たりのごみ排出量ともに減少。
 - ・ごみ総排出量
 - 4,811万トン(前年度5,082万トン)[5.3%減]
 - ・1人1日当たりのごみ排出量
 - 1,033グラム(前年度1,089グラム)[5.1%減]
 - (2)ごみ処理の状況:
 - 最終処分量は前年比12.9%減少。リサイクル率は横ばい。
 - ・最終処分量
 - 553万トン(前年度635万トン)[12.9%減]
 - ・減量処理率
 - 98.2%(前年度97.5%)
 - ・直接埋立率
 - 1.8%(前年度2.5%)
 - ・総資源化量
 - 978万トン(前年度1,030万トン)[5.0%減少]
 - ・リサイクル率
 - 20.3%(前年度20.3%)[前年同値]
 
2.ごみ焼却施設の状況
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 - ごみ焼却施設数は減少。
 - ・
 - 1施設当たりの処理能力は微増。
 - ・
 - 発電設備を有する施設は全体の23.6%。総発電能力は増加。
 
(平成20年度末現在)
- ・施設数
 - 1,269施設(前年度1,285施設)[1.2%減]
 - ・処理能力
 - 187,303トン/日(前年度189,144トン/日)
 - ・1施設当たりの処理能力
 - 148トン/日(前年度147トン/日)
 - ・余熱利用を行う施設数
 - 849施設(前年度856施設)
 - ・発電設備を有する施設数
 - 300施設(前年度298施設)(全体の23.6%)
 - ・総発電能力
 - 1,615千kW(前年度1,604千kW)[0.7%増]
 
3.最終処分場の状況
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 - 残余容量は平成10年度以降10年間続けて減少、最終処分場の数は平成8年度以降、増減を繰り返しながらも減少傾向にあり、最終処分場の確保は引き続き厳しい状況。
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 - 最終処分量が減少していることから、残余年数が増加。
 - ・
 - 関東ブロック、中部ブロック等では、最終処分場の確保が十分にできず、域外に廃棄物が流出し、最終処分が広域化。
 
(平成20年度末現在)
- ・残余容量
 - 1億2,184万m3(前年度1億2,202万m3)[0.1%減]
 - ・残余年数
 - 18.0年(前年度15.7年)
 
4.廃棄物処理事業経費の状況
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 - ごみ処理事業経費は減少。
 
- ・ごみ処理事業経費
 - 18,169億円(前年度18,599億円)
 - うち
 - 
- 建設改良費
 - 1,797億円(前年度2,126億円)
 - 処理・維持管理費
 - 15,301億円(前年度15,362億円)
 
 
5.3Rの取組のベスト3

添付資料
- 連絡先
 - 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課環境省 大臣官房廃棄物・リサイクル対策部 廃棄物対策課
代表 03-3581-3351
直通 03-5501-3154
課長 徳田 博保(内線6841)
課長補佐 尾高 明彦(内線6852)
担当 池上 剛(内線6848)