報道発表資料

この記事を印刷
2010年02月19日
  • 地球環境

国連環境計画(UNEP)第11回特別管理理事会/グローバル閣僚級環境フォーラムの開催について(お知らせ)

 国連環境計画(UNEP)第11回特別管理理事会/グローバル閣僚級環境フォーラムが2月24日(水)~2月26日(金)にバリ(インドネシア)にて開催されます。我が国からは、竹本和彦地球環境審議官他が出席します。

1.
日時
平成22年2月24日(水)~26日(金)
2.
会議名
国連環境計画(UNEP)第11回特別管理理事会/グローバル閣僚級環境フォーラム
3.
開催地
バリ(インドネシア)
4.
主な議題
 特別管理理事会では、国際環境ガバナンス、生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)、水銀等広範な環境問題について議論が行われる予定。
 グローバル閣僚級環境フォーラムにおいては、「国際環境ガバナンスと持続可能な開発」、「生物多様性と生態系システム」、「グリーン経済」等について、閣僚級の出席による議論が行われる予定。
5.
参加者
 世界約140カ国の環境担当閣僚等及び国際機関の代表等。特別管理理事会については、日本から外務省及び環境省の担当官がそれぞれ出席予定。また、グローバル閣僚級環境フォーラムについては、竹本和彦地球環境審議官が代表として出席を予定。

【参考1】国連環境計画(UNEP)について

 1972年6月ストックホルムで「かけがえのない地球」を合言葉に開催された国連人間環境会議で採択された「人間環境宣言」及び「環境国際行動計画」を実施に移すための機関として、同年の国連総会決議に基づき設立。同機関は、既存の国連諸機関が行っている環境に関する諸活動を総合的に調整管理するとともに、国連諸機関が着手していない環境問題に関して、国際協力を推進していくことを目的としている。

【参考2】UNEP管理理事会及び特別管理理事会について

 UNEP管理理事会は、国連総会において選出される58か国から成るUNEPの最高意思決定機関。日本は1972年の創設以来管理理事国である。2年に1度開催される本理事会では、UNEPの将来の方向性、活動計画、予算等が協議される。2000年以降、管理理事会が開催されない年には、特別管理理事会が開催されることとなり、その結果は、翌年の管理理事会にインプットされている。

【参考3】グローバル閣僚級環境フォーラムについて

 国連総会決議及びUNEP管理理事会決議に基づき、重要かつ新たな環境分野の事項について見直すことを目的に開催される閣僚級会合。管理理事会や特別管理理事会と併せて閣僚級で毎年開催されている。

連絡先
環境省地球環境局総務課
(直通:03-5521-8243)
課長:鎌形 浩史(6710)
調査官:吉中 厚裕(6760)
補佐:伊藤 史雄(6722)
係長:小野 美砂(6726)