報道発表資料
環境省は、愛知県名古屋市で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に向け、世界の青年の交流と生物多様性に関する意識の向上等を目標とし、「生物多様性国際ユース会議 in 愛知 2010」を本年8月に開催する予定です。
本ユース会議開催にあたり、会議参加者を募集します。応募資格は、年齢が15歳から24歳であること、会議において英語で会話・議論が出来ること等です。生物多様性ホームページ(http://www.biodic.go.jp/biodiversity/youth/index.html)をご覧のうえ、平成22年3月5日(金)までにお申し込みください。
なお、今回の募集は国内参加者を対象としています。海外参加者の募集は後日行う予定です。
I 会議の概要
1 名称
生物多様性国際ユース会議 in 愛知 2010
(Conference of International Youth on Biodiversity in Aichi 2010)
2 主催者等(予定)
(1)主催:環境省
(2)共催:外務省、愛知県
(3)協賛:財団法人イオン環境財団
(4)協力:名古屋市
3 趣旨
本会議は、平成20年のCOP9開催前にドイツで行われた国際ユース会議及び平成21年8月に行われた生物多様性アジアユース会議の流れを受け、
- (1)
- 次の世代を担う青年が、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する理解を深める機会を提供する
- (2)
- 国際的な議論や活動に参画する機会の提供を通じ、次の世代を担う青年の人材育成を図る
- (3)
- 青年の国際的なネットワーク構築と相互理解を促す
ことなどを目的とするものです。
4 内容
世界各地の青年がCOP10の開催される愛知に参集して、生物多様性に関して様々なプログラムを通じて議論を行います。その後、議論の結果を宣言文等としてとりまとめ、発表会において発表することとしています。 なお、本会議の成果については、参加者代表がCOP10の場において発表することを予定しています。
5 開催時期及び場所
- (1)会議
- 日時:
- 平成22年8月23日(月)~26日(木)
- 場所:
- あいち健康プラザ(愛知県東浦町)
- (2)発表会
- 日時:
- 平成22年8月27日(金)
- 場所:
- 名古屋大学豊田講堂(愛知県名古屋市)
II 参加者の募集
1 募集人数
100名程度(国内参加者30名程度、海外参加者70名程度)
※今回の募集は、国内参加者を対象としています。海外参加者の募集は後日行う予定です。
2 応募資格
応募に当たっては、次の全ての要件を満たすことが必要です。
- (1)
- 平成22年4月1日時点において、年齢が15歳から24歳までであること。
- (2)
- 会議において、英語で会話・議論ができること。(TOEIC730点、TOEFL PB530点(TOEFL CBT197点、TOEFL IBT71点)以上、実用英語技能検定準1級以上、又は、英語圏における海外留学・生活1年以上程度の英語力を有することが望ましい。)
- (3)
- 平成22年8月22日から8月27日まで、主催者が指定する宿泊施設に滞在し、同期間に予定される全てのプログラムに参加できること。
- (4)
- 応募者の保護者並びに保護者以外で応募者の身分及び英語や生物多様性に関する能力等を保証する者がいること。
- (5)
- 応募者又はその保護者等が電子メールアドレス(携帯メールを除く。)を持っていること。(個人情報や会議参加に関係する情報をやり取りするため。)
3 参加者に求める人物像
- (1)
- 何事にも目標を持って行動し、広い視野を持って前向きに取り組む方。
- (2)
- 自らの知的好奇心を満たすための努力を惜しまない方。
- (3)
- 基本的な生活習慣と道徳・倫理観をもち、豊かな人間性を有する方。
- (4)
- 自国内のみならず、世界の人々のために貢献する意識を有する方。
- (5)
- 生物多様性や環境問題、国際関係に対する興味を有する方。
4 応募方法等
応募者は「5 応募書類」に掲げる書類をそろえて、平成22年2月9日(火)~3月5日(金)(必着)までに、簡易書留、宅配便等、配送時に受付の確認が行われる方法又は電子メールにより、下記あて提出してください。
- <提出先>
- 〒100-8975 東京都千代田区霞ヶ関1-2-2 中央合同庁舎第5号館26階 環境省自然環境局生物多様性地球戦略企画室 E-mail:NBSAP@env.go.jp
- ※注意事項
- 持参による出願は認められません。
- 応募書類に含まれる個人情報は、参加者の選考及び会議の実施に必要な範囲に限り使用します。なお、応募書類については、共催者や協賛者、会議に係る業務の受託者、各国政府の関係者に提供されることがあります。
- 応募書類は返却しませんので、予め御了承願います。
5 応募書類
郵送の場合は、(1)~(3)の書類を正本1部、副本(写し)6部提出してください。
電子メールによる場合は、応募者又はその保護者等のアドレスから送付してください。他人のアドレスから送付することや携帯メールは認められません。
- (1)
- 出願者調書(別紙様式1)
- (2)
- 作文3編(別紙様式2)
- テーマ:
-
[1]「生物多様性に関する活動の自己PR」
[2]「生物多様性の重要性」
[3]「会議参加に期待すること」 - 使用言語:
- 英語
- 字数:
- 各400ワード以内にまとめること。
- ※
- 用紙サイズは縦A4版横書きとします。
自ら英語で作文し、パソコン、ワープロによる作成を推奨します。
- (3)
- 応募者を保証する者が記述した書類(別紙様式3)[1]、[2]各1通
- [1]
- 応募者の保護者等
- [2]
- 応募者の英語及び生物多様性に関する能力・知識を保証する者※
- ※
- 応募者の英語及び生物多様性に関する能力・知識を保証する者は、例えば、学校の先生や所属する団体の長などを指します。
6 選考・通知方法等
- (1)選考方法
- 出願者調書、英語による作文に基づき書類審査を行い、地域や性別のバランスも考慮して選定します。必要に応じて、書面審査合格者を対象とした二次審査(語学力の確認)を実施の上、会議参加者を決定する場合があります。
- (2)通知方法
- 平成22年3月末日までを目途に、全ての応募者に対し、選考結果を電子メールにて通知します。
- (3)辞退者の取り扱い
- 会議参加者の決定後、会議参加予定者が参加辞退を申し出た場合、又は応募資格要件を欠いた場合は、決定を取り消すことがあります。
7 その他
会議への参加に必要な往復の旅費及び滞在費は主催者等が負担します。 なお、参加中に生じた事故、疾病等についての費用は、一切支給されません。会議参加者は、万一の事故・疾病等に備えて、この会議への参加する際、健康保険証又はそのコピーを御持参ください。
III 留意事項
- 1
- 会議の開催に係る予算は、平成22年度予算の国会での成立等を前提とするものです。会議については、応募者への予告なく、中止あるいは変更されることがありますので、予め御了承願います。
- 2
- 会議開催前に事前勉強会等を開催する予定です。会議参加予定者はこれらにも積極的に参加されることを期待しています。(交通費等は参加者負担となります。)
- 3
- 国内参加者については、協賛者の主催により、平成22年5月1日から5日までの期間において、アジア地域の生物多様性の現状を把握するための現地研修が計画されています。参加者決定後、研修への出席の可否について確認をします。
なお、現地研修への参加にあたっては、各自でパスポートの取得が必要です。
IV 問い合わせ
応募資格、応募方法などについて不明な点があれば、下記まで問い合わせください。
<問い合わせ先>
〒100-8975
東京都千代田区霞ヶ関1-2-2 中央合同庁舎第5号館 26F
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室(担当:鈴木、前川)
TEL:03-5521-8150(直通) FAX:03-3591-3228
(電話での受付時間は10:00から18:00まで)
ホームページ:http://www.biodic.go.jp/biodiversity/youth/index.html
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室
直通:03-5521-8150
代表:03-3581-3351
室長:鳥居 敏男(内線 6480)
COP10準備室次長:佐藤 邦子(内線 6494)
室長補佐:鈴木 渉(内線 6838)
担当:前川 高寛(内線 6979)