報道発表資料
世界の湿地の保全を目的としたラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)が1971年2月2日に採択されたことを記念して、毎年2月2日は「世界湿地の日(World Wetlands Day)」とされています。この日にちなみ、2月2日の前後に、行政機関、NGO、市民団体など様々な団体により、湿地の価値に対する認識を高めるためのイベント(自然観察会や講演会等)が開催されますのでお知らせいたします。
1.世界湿地の日とは
1971年2月2日にイラン・ラムサールにおいてラムサール条約が採択されたことを記念し、毎年2月2日は「世界湿地の日」と定められています。この日の近辺では、世界各地において湿地に関連するイベント等が企画されており、普及啓発の促進が期待されています。
2.今年のテーマ
ラムサール条約事務局が定めた今年の湿地保全に関するテーマは、国連が本年を「国際生物多様性年」に定め、昨年末にはデンマークで気候変動枠組条約第15回締約国会議が開催されたことから、「湿地と生物多様性・地球温暖化」となりました。また、本年2月2日の「世界湿地の日」の標語は、「湿地への思いやり:地球温暖化への答え」となっており、湿地が生物多様性保全上重要な役割を果たし、気候変動への影響を受けやすい一方、その適応と緩和のために重要であることについて考えるものとなっています。
3.別添資料
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- 別紙1:イベント一覧(環境省に寄せられた情報のうち主なものに限る。)
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- 別紙2:ラムサール条約の概要
- (注)
- 「世界湿地の日」についてはラムサール条約事務局が運営する以下のウェブサイト(英語)に詳細の説明があります。
http://www.ramsar.org/
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局野生生物課
直通 (03)5521-8283
代表 (03)3581-3351
課長:塚本 瑞天(6460)
課長補佐:西山 理行(6475)
係長:中山 直樹(6468)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成21年1月23日
- 『世界湿地の日』について(お知らせ)