報道発表資料

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1998年03月03日

平成9年度地球環境研究総合推進費国際交流研究(エコフロンティア・フェローシップ)研究成果発表会の開催について

環境庁では、平成7年度より地球環境研究総合推進費において、海外の優秀な研究者(エコフロンティア・フェロー)を我が国に招へいし、受入研究機関において共同研究(国際交流研究)を行っている。平成9年度は、中国、ロシア等8カ国の20名のフェローによる研究を実施している。
 この度、平成10年3月9日(月)、東京国際フォーラムにおいて、平成9年度に実施した国際交流研究の成果発表会を開催し、地球の温暖化、オゾン層の破壊等の多分野にわたりフェローによる発表を行う。
 環境庁は、発表会を一般公開とし、研究者をはじめ地球環境研究に関心を持つ方々の参加を得て、地球環境研究に関する意見交換、フェローとの交流等を広く呼びかけている。

1.平成9年度国際交流研究成果発表会

<主催者> 環境庁地球環境部
<開催期日及び場所> 開催期日:3月9日(月)10:00~17:00
開催場所:東京国際フォーラムG502会議室
        (千代田区丸の内3-5-1TEL03-5221-9000)
<発表内容等> 別紙プログラム参照
(発表は、原則として英語で行われますが、日本語による冒頭説明及び注釈を入れる予定にしております。)
<参加者等> 参加費無料
参加登録は、事前登録が望ましいが当日会場での受付も可。
(登録先:国際環境研究協会広本TEL03-3432-1844)

2.エコフロンティア・フェロー制度について

<目的>
 地球環境研究分野における海外の優秀な研究者を我が国に招へいして国立試験研究機関等に受け入れ、地球環境研究総合推進費による研究を受入研究者と共同で行うことにより、国際的視野で地球環境研究を推進するとともに、地球環境研究に係る人材の国際的な交流を図る。
<エコフロンティア・フェローの対象>
 先進国、開発途上国の博士号取得または同等の資格・研究能力を有する若手の研究者。
<平成9年度実績>
受入数 国別内訳 研究分野別内訳
20名 8カ国 6分野
中国: 10名 地球の温暖化:  8名
インド: 2名 オゾン層の破壊:  3名
インドネシア: 2名 人間社会的側面からみた地球環境問題:  3名
ロシア: 2名 酸性雨:  2名
アメリカ、イギリス、韓国、タイ:  各1名 海洋汚染:  2名
生物多様性の減少:  2名

(参考:平成8年度実績)
受入数 国別内訳 研究分野別内訳
19名 9カ国 8分野
中国: 8名 地球の温暖化: 7名
韓国: 4名 オゾン層の破壊: 3名
イギリス、インド、
インドネシア、
オーストラリア、
カザフスタン、
タイ、ベラシール:


 各1名
人間・社会的側面からみた地球環境問題: 3名
酸性雨: 2名
海洋汚染、熱帯林の減少、生物多様性の
減少、砂漠化:

 各1名
連絡先
環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課研究調査室
室 長 :森  秀行  (内線6743)
 補 佐 :宇仁菅伸介(内線6746)
 担 当 :太田  裕之(内線6746)