報道発表資料

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2009年11月18日
  • 再生循環

(財)自動車リサイクル促進センターによる一部の解体業者に対するエアバッグ処理料金の過小払いについて(お知らせ)

 使用済自動車の再資源化等に関する法律(以下、「自動車リサイクル法」)の指定法人として、自動車ユーザーからリサイクル料金を預かり、管理し、解体業者等に処理料金として払い渡しを行っている(財)自動車リサイクル促進センターより、自動車リサイクル法に基づくリサイクル料金の払い渡しの一部について、過小払いとなっていたとの報告がありました。

  1. (財)自動車リサイクル促進センターは、自動車リサイクル法上の指定法人として、電子システムにより自動車ユーザーから預かったリサイクル料金の管理、払い渡しを実施している機関です。
  2. 今般、同センターが解体業者に対して払い渡すエアバッグ処理料金のうち並行輸入車等分の一部が、システム上の原因により過小払いとなっていたことが判明いたしました(同センターの報告によれば、現時点で法施行後累計1,109件分※が判明)。
    全ての処理については、システムにより全数捕捉されている。エアバッグ処理を含む料金の払い渡し件数は、法施行後累計で約4千万件(約1,400万台分)。
  3. 経済産業省及び環境省は、同センターに対して本件の発生について注意するとともに、本件の詳細な内容及び原因、同様のケースが他に存在していないか等を調査し、今後の対応について早急に検討するよう指示しました。
  4. なお、当座の間は、対象となる払い渡しについて個別確認を行い、原因の究明後速やかにシステム改修等適切な対応がとられる予定です。
  5. 当省としては、今後、同センターよりこれらの報告を受け、厳格に対応することにより、自動車リサイクルシステムに対する信頼性を引き続き確保するよう努めてまいります。
連絡先
環境省廃棄物・リサイクル対策部リサイクル推進室
直通 03-5501-3153
代表 03-3581-3351
室長 上田 康治(内線6831)
補佐 坂口 芳輝(内線6832)
補佐 杉本 留三(内線6833)
係長 三輪 昌作 (内線6828)