報道発表資料

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1997年11月20日

エコマーク商品類型の新認定基準等について

11月18日、(財)日本環境協会のエコマーク推進委員会(座長:森嶌昭夫上智大学教授)が開催され、審議の結果、以下の事項が決定された。

1.エコマーク商品類型の新認定基準について
   平成8年3月の「エコマーク事業実施要領」の改正に伴う認定基準の見直しとしては最初の商品類型となる「情報用紙」「印刷用紙」「衛生用紙」及び「再生PET樹脂を使用した衣服」「再生PET樹脂を使用した家庭用繊維製品」「再生PET樹脂を使用した工業用繊維製品」についての新認定基準を決定した。
 基準には製品のライフサイクルにわたる環境負荷の考慮を盛り込んだほか、紙製品については、古紙の配合率の基準を従来より高くし、新たに白色度や塗工量などの基準を追加した。また、再生PET樹脂製品については対象製品を拡大した(別紙参照)。これにより、古紙や廃PETボトルのリサイクルが促進されることが期待される。

2.エコマーク商品類型の認定基準の見直しについて
   既存商品類型の4品目「廃棄物の少ない事務機器用プリンター」「雨水浸透型の排水施設」「家庭用雨水タンク」「間伐材・廃木材を使用した緩衝材」について、認定基準の見直しを行うことが決定された。
 これらの商品類型については、今後、専門家よりなるワーキンググループをつくり認定基準案の策定を行う。

なお、今回の委員会決定内容及び新たに決定された6商品類型の新認定基準については、近く「エコマークニュース」として発行し、関係者等に配布される。

※別添
 「再生PET樹脂を使用した衣服(No.103)」、「再生PET樹脂を使用した家庭用繊維製品(No.104)」、「再生PET樹脂を使用した工業用繊維製品(No105)」、「情報用紙(No.106)」、「印刷用紙(No.107)」、「衛生用紙(No.108)」の新認定基準

                        注)制定日は11月28日の予定

添付資料

連絡先
環境庁企画調整局企画調整課環境保全活動推進室
室 長    伊藤 哲夫(6196)
 室長補佐  唐木 徳子(6263)
 担 当    満生 美保(6267)
 
(財)日本環境協会エコマーク事務局
 専務理事  櫻井 正昭
 理 事    橋爪 繁幸
 担 当    田口、川本、佐野
 電 話    03-3508-2651

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