報道発表資料

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2009年09月24日
  • 地球環境

省エネ照明シンポジウム ~あかりが導く低炭素社会~の開催について(お知らせ)

 環境省では、CO2排出量が1990年比で約4割増加している商業施設やオフィス等の業務部門のうち、その約2割を占める照明について、CO2排出量の削減・省エネ対策をより一層推進するため、店舗・商業施設等の事業者や施設の設計者を対象に、省エネ照明導入を促進することを目的としたシンポジウムを開催することといたしました。
 同シンポジウムでは、基調講演・パネルディスカッションを通じて、省エネ照明と暮らしのあかりの未来などをテーマに、低炭素社会づくりに向けて我が国の照明はいかにあるべきか、そして照明による地球温暖化対策を具体的に、どのように進めればよいのかなどについて、照明に関する有識者の方々から提言をいただきます。
 さらに、本年6月より公募してきた「省エネ照明デザインモデル事業」の採択事業者を発表するとともに、省エネと魅力的な空間創りの両立を目指す各取組の概要を紹介します。
 また同会場では、社団法人日本照明器具工業会の協力を得て、同会会員企業7社による最新の省エネ照明の実物展示を行います。
 上記開催概要の詳細は、ホームページ(http://shoene-shomei.jp/symposium)にて紹介しておりますのでご覧ください。

1.シンポジウム開催概要

日時

平成21年10月20日(火) 13:00~15:50

会場

日経ホール <定員610名> 〔東京都千代田区大手町1-3-7〕

プログラム

12:00~13:00
開場
13:00~13:05
開式・主催者挨拶
13:05~13:20
平成21年度照明デザインモデル事業採択事業者の発表
13:20~13:50
基調講演「省エネ・創エネ-新しい暮らしのあかり」
 照明デザイナー/光文化フォーラム 代表 石井 幹子 氏
13:50~14:05
休憩
14:05~15:50
パネルディスカッション「省エネ照明と暮らしの"あかり"の未来」
<パネリスト>
  • 照明デザイナー/光文化フォーラム 代表 石井 幹子 氏
  • 日本大学 生産工学部電気電子工学科 教授 大谷 義彦 氏
  • 東京インテリアプランナー協会 会長 志村 美治 氏
  • イン・ハウス建築計画 代表 中西 ヒロツグ 氏
  • 俳優 渡辺 篤史 氏
(敬称略:五十音順)
<コーディネーター>
  • フリーアナウンサー/十文字学園女子大学客員教授 好本 恵 氏

入場料

無料(事前登録制)
ホームページ(http://shoene-shomei.jp/symposium)よりお申し込み・ご登録下さい。

取材

取材を希望される方は、取材申込書(別紙)にてお申し込みください。

主催

チーム・マイナス6%(環境省)

協力

社団法人日本照明器具工業会、社団法人日本電球工業会、光文化フォーラム ほか

2.平成21年度省エネ照明デザインモデル事業の概要について

 環境省では、CO2排出量が1990年比で4割増加している商業施設やオフィス等の業務部門のうち、その約2割を占める照明について、省エネ対策をより一層推進するため、平成21年度省エネ照明デザインモデル事業を実施しています。
 事業完了後は、省エネ照明導入の先進モデルとして、各施設の省エネ照明導入手法やアイディアを普及していきます。

(1)事業概要

 本事業では、商業施設や店舗等の照明について、施設等の特性に応じて、照明器具の配置や光源の使い方を見直すことによって、優れた省エネ効果と魅力的な空間創りの両立を実現する『省エネ照明デザイン』の設計を、公募により採択された事業者に行っていただくとともに、同設計に基づき対象施設へ省エネ照明を導入し、導入後のCO2削減効果等を報告いただくものです。

本事業に採択されたモデル事業者は、概ね次の手順により事業を実施していただきます。
[1]
商業施設や店舗等への省エネ照明の導入にあたって現況調査の実施
[2]
照明デザイナーやインテリアプランナー等の照明に知見を有する者と協働して、施設等の特性に応じて、照明器具の配置や光源の使い方を見直すことによって、優れた省エネ効果と魅力的な空間創の両立を実現する『省エネ照明デザイン』の設計
[3]
審査委員会からの技術的アドバイスを踏まえ、デザイン案の決定及び詳細設計
[4]
事業者の負担にて、設計した照明デザインにより省エネ照明を実際の店舗で導入
[5]
CO2削減効果・照明の明るさ感や印象度等の効果をとりまとめて環境省に報告
 なお、照明デザインの設計費等について、提出された応募書類をもとに1件あたり400万円を上限に支出します。
 ※詳細は、専用ホームページ(http://shoene-shomei.jp/)をご参照ください。

(2)省エネ照明デザインモデル事業審査委員会

委員長:大谷 義彦
日本大学 生産工学部電気電子工学科 教授 工学博士
委員:赤塚 美津雄
日本照明器具工業会 専務理事
委員:石井 幹子
照明デザイナー/光文化フォーラム 代表
委員:川村 眞兄
株式会社イネクス 代表取締役
委員:武内 徹二
日本電球工業会 専務理事 工学博士   (敬称略:五十音順)

(3)事業スケジュール

平成21年
6月5日~8月5日
事業者公募
8月~9月
採択候補者の決定及び審査委員会の実施
10月20日(火)
平成21年度モデル事業者10者の発表
(於:省エネ照明シンポジウム会場)
平成22年
3月(予定)
平成21年度モデル事業者の取組結果発表

 なお、事業の進捗状況については、専用ホームページ(http://shoene-shomei.jp/)にて適時掲載する予定です。
 また、平成20年度省エネ照明デザインモデル事業者の取組も同ホームページからご覧いただけます。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課国民生活対策室
(代表:03-3581-3351)
(直通:03-5521-8341)
室長:小森 繁(内:6725)
担当:渡部行成(内:6794)
    石川博貴(内:6793)

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