報道発表資料

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2009年09月11日
  • 保健対策

第3回日中韓における化学物質管理に関する政策ダイアローグ及び第3回日中韓GHS専門家会合の開催について(お知らせ)

 9月14日(月)から16日(水)まで、「第3回日中韓における化学物質管理に関する政策ダイアローグ」(以下「化学物質政策ダイアローグ」)及び「第3回日中韓GHS専門家会合」が中国北京市で開催されることとなりましたのでお知らせします。
 第3回化学物質政策ダイアローグでは、日本、中国及び韓国における化学物質管理に関する政策や規制に関する情報交換を推進することを目的として、日中韓の化学物質管理政策等について、政府関係者及び学識経験者による情報交換が行われるとともに、日中韓の化学物質管理政策及びREACH(欧州における化学物質の登録、評価、認可及び制限に関する規則)に関する公開セミナーを開催します。
 また、第3回日中韓GHS専門家会合では、化学品の分類及び表示に関する世界調和システム(GHS)に対応するため、日中韓の化学物質の有害性分類の比較・検討などが行われます。

1.これまでの経緯

 平成18年12月に開催された第8回日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM8)において「化学物質管理に関する政策や規制に関する情報交換の推進」について合意されたことを受け、平成19年11月に第1回、平成20年9月に第2回化学物質政策ダイアローグをそれぞれ東京(日本)、ソウル(韓国)において開催した。
 また、第1回化学物質政策ダイアローグにおいて、日中韓のGHSへの対応の中で何が分類結果の違いに影響しているのかを特定し、将来的な協働に向けた議論を進める機会を設けることが提案されたことを受け、平成20年9月にソウル(韓国)において第1回日中韓GHS専門家会合を、平成21年3月に東京(日本)において第2回日中韓GHS専門家会合を開催した。

2.概要

日時:
9月14日(月)~16日(水)
場所:
北京(中国)
出席者:
日本、中国環境保護部及び韓国環境部の政府関係者、学識経験者等
 我が国からは、環境省化学物質審査室長ほか、環境省の担当官、学識経験者、及び外部専門家等が出席。

3.予定される議論の内容

3-1第3回日中韓GHS専門家会合

日時:
9月14日(月)終日
出席者:
日中韓の政府関係者及び学識経験者
議題:
1.GHSに対する日中韓各国の対応状況について
2.日中韓における分類及び表示システムの説明
3.日中韓における分類結果の違いとその原因の検討

3-2 第3回日中韓における化学物質管理に関する政策ダイアローグ

(a) 第3回日中韓政府事務レベル会合
日時:
9月15日(火)終日
出席者:
日中韓の政府関係者及び学識経験者
議題:
1.日中韓の化学物質規制について
2.日中韓のGLP(優良試験基準)、テストガイドライン及びリスク評価について
3.日韓のナノ材料の管理について
4.化学物質管理に関する日中韓の今後の協力について
(b) 日中韓の化学物質管理政策及び日韓のREACHへの対応戦略に関するセミナー
日時:
9月16日(水)午前
出席者:
日中韓の政府関係者、学識経験者及び一般参加者
内容:
1.日中韓の化学物質管理に関する法的枠組みについて
2.日韓の欧州REACHへの対応状況について
連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境保健企画管理課化学物質審査室
代表:03-3581-3351
室長 和田篤也(内線6309)
補佐 小岩真之(内線6324)
担当 末次貴志子(内線6329)

環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課
課長 早水輝好(内線6350)
補佐 関谷毅史(内線6353)