報道発表資料

この記事を印刷
2009年08月31日
  • 地球環境

CDMプロジェクト政府承認審査結果について

 日本テピア株式会社、株式会社三井住友銀行及び鹿島建設株式会社より日本政府承認の申請のあったクリーン開発メカニズム(CDM)に係る事業については、京都メカニズム推進・活用会にて審議の結果、事業承認指針に基づき、6月24日付けで承認されましたので、お知らせします。

 以下のCDM事業が環境省に対して日本政府承認の申請が提出され、京都メカニズム推進・活用連絡会において承認されました。

申請者 実施国 プロジェクト名 プロジェクトの概要 排出削減量予測(万トンCO2/年)
日本テピア株式会社 中国 陝西海燕焦化集団24MWコークス炉ガス(COG)発電プロジェクト コークス炉にボイラ及び蒸気タービン、発電機を導入することで、コークス生産過程で発生したコークス炉ガス(COG)を回収して発電し、グリッドに送電することにより、化石燃料中心の電源を代替する。 14.4
株式会社三井住友銀行、鹿島建設株式会社 シンガポール シンガポールにおける下水汚泥の乾燥・焼却事業 埋立処分場に投棄された下水汚泥が嫌気性分解することによりメタンガスが発生しているところ、この下水汚泥を全量焼却することにより、メタンガスの発生をゼロにしようとするもの。 10.5

(注) クリーン開発メカニズム(CDM)

 先進国の資金・技術支援により開発途上国において温室効果ガスの排出削減事業を実施し、そこから生じる削減量を先進国の削減約束の達成に利用できる制度。途上国にとっても、自国に対する技術移転と投資の機会が増し、途上国の持続可能な開発に資する。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課市場メカニズム室
代表:03-3581-3351
室長:戸田 英作(内線6737)
補佐:河村 玲央(内線6769)
担当:宇都 正昭(内線6796)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。