報道発表資料
平成20年に「エコツーリズム推進法」が施行され、エコツーリズムの法的な定義や理念、具体的な推進策が定められ、エコツーリズムの推進にとって大きな一歩を踏み出しました。
環境省では、エコツーリズムの普及、定着のために様々な取組みを進めており、(社)日本旅行業協会との共催により、昨年に引き続き「地域発のエコツアーをいかに流通させるか」を学ぶことを目的に、エコツーリズムフォーラムを開催いたします。
本フォーラム前半は、環境省の「地球いきもの応援団」メンバーであり、新潟の里山で米作りに取り組んでいる大桃美代子さんに講演いただきます。里地里山でのエコツアーは農業や林業と密接な関係にあり、両立してこそ環境や景観保全にもつながります。また、エコツーリズムの考えに近いエコツアー商品を企画・販売している旅行会社の方にそのノウハウを披露していただき、「事業」として成り立つために何が必要か、業として継続させることの難しさ等本音の部分を語っていただきます。
後半は地域のエコツアー商品流通の核となる観光協会の方々も交え、自然の活用と保全を目指すエコツアー商品をいかに流通させるかを討論します。
行政も含め、地域でエコツーリズムを推進したいと思っている方々等多数ご参加いただきますようご案内いたします。
1 テーマ:
地域の取組から商品の流通へ
「地域のエコツアー商品をいかにしてつくり流通させるか」
2 日時:
平成21年9月19日(土) 12時30分~17時00分
3 主催:
環境省、(社)日本旅行業協会
4 協力:
NPO法人日本エコツーリズム協会
5 会場:
東京ビッグサイト 会議棟1階 レセプションホールA
6 実施内容(詳細は別添1参照)
【第1部】基調講演
- 『自然に触れて学ぶこと、教えられること』
- 講師:大桃 美代子氏(タレント・女優)
- 『旅行会社に商品企画、販売の技法を学ぶ~風カルチャークラブの挑戦~』
- 講師:(株)風の旅行社 風カルチャークラブ営業部長 水野 恭一氏
【第2部】パネルディスカッション
- 『地域のエコツアー商品はどうすれば流通するか!』
~地域の事業者、観光協会、旅行会社に求められるもの~ -
- コーディネーター
- 南 正人 氏 (麻布大学獣医学部 講師)
- パネリスト
-
- 水野恭一 氏
- ((株)風の旅行社 風カルチャークラブ営業部長)
- 渡邊法子 氏
- (稲取温泉観光協会 事務局長)
- 近藤光一 氏
- (富士山登山学校ごうりき 代表)
- 堀上 勝 氏
- (環境省自然環境局
自然ふれあい推進室長)
7 参加申込について
- 対象者:
- 一般(エコツアーに興味のある方、エコツーリズムに関わっている地方行政関係者、観光協会、地域事業者、旅行事業者等)
- 定員:
- 200名
- 参加費:
- フォーラム参加費用は無料
- 申込方法:
- 下記URLからお申し込みください。
https://www.jata-net.or.jp/web/fm/ecof - 万一、上記URLから入力できない場合は、下記申込書(PDFもしくはWord)に必要事項をご記入の上、9月14日(月)までにFAX又はEメールで下記までお申し込み下さい。
- 申込先:
-
- (社)日本旅行業協会
- TEL:03-3592-1271 FAX:03-3592-1268
e-mail:somu@jata-net.or.jp
- 参加について:
- 参加証はありません。満員によりご参加いただけない場合はご連絡致します。連絡がない場合は参加できるとご判断下さい。
8 その他
東京ビッグサイトで行われるJATA世界旅行博2009(9月18日~20日)では、東展示棟内(1~3ホール)のブースにおいて、知床(北海道)、飯能(埼玉県)、小笠原(東京都)、びわ湖高島(滋賀県)、屋久島(鹿児島県)の各地域における自然やエコツアー情報などを提供しています。
(18日:旅行業界関係者・プレス、19日及び20日:一般公開日)
- ※
- JATA世界旅行博2009で東展示棟内に入場する場合は、入場料が必要です。
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局総務課自然ふれあい推進室
直通 03-5521-8271
代表 03-3581-3351
室長 堀上 勝 (内線6419)
担当 柘植 規江 (内線6422)