報道発表資料
- 環境省のカーボン・オフセット第三者認証基準に基づく認証ラベルが3案件について、初めて認められました。
- 環境省では、信頼性のあるカーボン・オフセットの取組を推進・普及するため、平成21年3月18日に「カーボン・オフセットの取組に対する第三者認証機関による認証基準(Ver.1.0)」を公表しました。
- 同認証基準を受け、気候変動対策認証センター(社団法人海外環境協力センター)において、カーボン・オフセット認証制度を創設し、5月14日よりカーボン・オフセットの案件の認証を開始した結果、第1回締め切りまでに4件の申請がありました。
- 6月24日に有識者によって構成されるカーボン・オフセット認証委員会が開催され、下記申請案件が認証されましたので、お知らせします。
- ※
- カーボン・オフセットとは、日常生活や経済活動において避けることができない温室効果ガスの排出について、まずできるだけ排出量が減るよう削減努力を行い、どうしても排出される温室効果ガスについてその排出量を見積り、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方です。
認証案件の概要(申請順)
申請者名 (プロバイダー名) |
案件名 | 認証区分 | 案件概要 |
---|---|---|---|
株式会社ルミネ | 株式会社ルミネ主要店舗社員等における通勤活動に対するカーボン・オフセット | I-3 (自己活動) |
ルミネ社員の通勤時に排出されるCO2をなるべく削減し、それでも排出してしまったCO2をJ-VERを使ってオフセットする。 この取組は、昨年度、我が国におけるカーボン・オフセットの取組に係る第三者認証試行事業(環境省)として実施され、この取組をモデルに、環境省において、カーボン・オフセットの取組に関する第三者認証、ラベリングスキームが策定された。 |
株式会社 カウネット (三菱UFJリース株式会社) |
カウネットカタログセットのカーボン・オフセット | I-1 (商品・サービス) |
オフィスに関わる各種サービス提供用カタログを印刷・製本・配送する際に排出されるCO2を京都クレジットによりオフセットする。 |
株式会社 フロンテッジ (一般社団法人 Moretrees) |
Green image in Karuizawaにおける カーボン・オフセット |
I-2 (会議・イベント) | 2009年8月10日~12日に長野県軽井沢にて開催される音楽イベントにおいて排出されるCO2をJ-VERを用いてオフセットする。 |
※プロバイダー名は、申請代行事業者またはオフセット・プロバイダーとして案件形成に寄与しているあんしんプロバイダー制度参加者
第三者認証機関による認証制度について
信頼性の高いカーボン・オフセットの取組を普及させることを目的として、環境省が策定した認証基準等に則った適切な取組に対して、気候変動対策認証センター(事務局:社団法人海外環境協力センター)が第三者認証を実施するとともに、認証された取組に対するラベリングを実施する制度です。
認証制度に関する関連情報については、以下のホームページに掲載しています。
- 環境省カーボン・オフセットホームページ
- (https://www.env.go.jp/earth/ondanka/mechanism/carbon_offset.html)
- カーボン・オフセットフォーラムのホームページ
- (http://www.j-cof.org/index.html)
- 気候変動対策認証センターのホームページ
- (http://www.4cj.org/index.html)
(参考)社団法人 海外環境協力センター プレスリリース
添付資料
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課市場メカニズム室
直通:03-5521-8354
代表:03-3581-3351
室長: 戸田 英作(6737)
室長補佐: 塚本 愛子(6785)
担当: 本田 恵 (6041)