報道発表資料
環境省では、CO2排出量が1990年比で4割増加している商業施設やオフィス等の業務部門のうち、その約2割を占める照明について、省エネ対策をより一層推進するため、省エネ照明を率先して導入しようとする事業者等と連携して全国に広く普及し得る省エネ照明導入に係るモデル事業を実施します。
本事業は、商業施設や店舗等の照明について、施設等の特性に応じて、照明器具の配置や光源の使い方を見直すことによって、優れた省エネ効果と魅力的な空間創りの両立を実現する『省エネ照明デザイン』の設計を行うとともに、完成した照明デザインに基づき、応募事業者の負担にて省エネ照明を実際の店舗で導入し、CO2削減等の効果をとりまとめて報告いただくものです。
2年目となる今年は、6月5日(金)から8月5日(水)まで公募を行い、環境省が設置する省エネ照明デザインモデル事業審査委員会の審査を経て、12者程度のモデル事業者を採択することとしております。
- 1.はじめに
- 環境省では、CO2排出量が1990年比で4割増加している商業施設やオフィス等の業務部門のうち、その約2割を占める照明について、省エネ対策をより一層推進するため、平成21年度省エネ照明デザインモデル事業を公募にて実施します。
事業完了後は、省エネ照明導入の先進モデルとして、各施設の省エネ照明導入手法やアイディアを普及していきます。 - 2.事業概要
- 本事業では、商業施設や店舗等の照明について、施設等の特性に応じて、照明器具の配置や光源の使い方を見直すことによって、優れた省エネ効果と魅力的な空間創の両立を実現する『省エネ照明デザイン』の設計、対象施設への導入、CO2削減効果等の報告を行っていただきます。
公募によるモデル事業者の採択に当たっては、環境省が設置する省エネ照明デザインモデル事業審査委員会(以下「審査委員会」という。)の審査を経て、12者程度のモデル事業者を選出することとしております。
本事業に採択されたモデル事業者は、概ね次の手順により事業を実施していただきます。- [1]
- 商業施設や店舗等への省エネ照明の導入にあたって現況調査の実施
- [2]
- 照明デザイナーやインテリアプランナー等の照明に知見を有する者と協働して、施設等の特性に応じて、照明器具の配置や光源の使い方を見直すことによって、優れた省エネ効果と魅力的な空間創の両立を実現する『省エネ照明デザイン』の設計
- [3]
- 審査委員会からの技術的アドバイスを踏まえ、デザイン案の決定及び詳細設計
- [4]
- 事業者の負担にて、設計した照明デザインにより省エネ照明を実際の店舗で導入
- [5]
- CO2削減効果・照明の明るさ感や印象度等の効果をとりまとめて環境省に報告
- ※
- 詳細は、専用ホームページ(http://shoene-shomei.jp/model/)、別添「公募要領」を参照 してください。
- 2.応募期間
- 平成21年6月5日(金)~8月5日(水)
※8月5日(水)15時 事務局必着 - 3.応募方法
- 専用ホームページから申請書をダウンロードし、所要事項を記載し「省エネ照明デザインモデル事業事務局」までメールまたは郵送で提出
- 4.省エネ照明デザインモデル事業審査委員会
- 委員長:大谷 義彦 日本大学 生産工学部電気電子工学科 教授
委員:赤塚 美津雄 日本照明器具工業会 専務理事
委員:石井 幹子 株式会社石井幹子デザイン事務所 代表
委員:川村 眞兄 株式会社イネクス 代表取締役
委員:武内 徹二 日本電球工業会 専務理事 工学博士 (敬称略:五十音順) - 5.今後のスケジュール(予定)
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平成21年 6月5日(金) 公募開始 8月5日(水) 公募締切(15時事務局必着) 10月(予定) 平成21年度モデル事業者の採択発表 平成22年 3月(予定) 平成21年度モデル事業者の取組事例発表
添付資料
- 平成21年度省エネ照明デザインモデル事業「公募要領」 [PDF 280 KB]
- 平成21年度省エネ照明デザインモデル事業「応募書」 [DOC 214 KB]
- 平成21年度省エネ照明デザインモデル事業「応募書 記入例」 [PDF 222 KB]
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課国民生活対策室
(代表:03-3581-3351)
(直通:03-5521-8341)
室長:染野 憲治(内:6725)
担当:渡部 行成(内:6794)
石川 博貴(内:6793)