報道発表資料

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1997年10月24日

京都低公害車フェア~地球温暖化防止京都会議記念~の開催について

地球温暖化防止京都会議の開催にあわせ、来る12月6日、7日の両日、京都市・みやこめっせにおいて、『京都低公害車フェア~地球温暖化防止京都会議記念~』を開催する。
 今回のフェアの特徴は、次の3点である。
(1)展示される低公害車等は約130台で、これまでで最大の規模。我が国で利用可能なほぼ全ての種類の低公害車が出展される。
(2)地球温暖化防止の観点から低燃費自動車が初めて展示される。
(3)低公害車によるオープニングパレードが行われる。

 電気自動車・天然ガス自動車などの低公害車の普及は、大都市を中心とする自動車NOx等の大気汚染防止や地球温暖化対策に有効であり、環境基本計画等でも今後の重要な施策の一つとして掲げられている。
 この度地球温暖化防止京都会議にあわせ開催する『京都低公害車フェア』は、現在我が国で走行している低公害車及び開発中の低公害車の展示、試乗等を通じて、低公害車に対する国民の理解を深め、その普及促進を図るものであり、その概要は次のとおり。

1.日 時   平成9年12月6日(土) 12:00~17:00
      12月7日(日) 10:00~17:00
 
2.会 場   京都市勧業館みやこめっせ(入場無料)
※京都市営バス「京都会館・美術館前」下車
 京都駅、市内ホテルから低公害車シャトルバスの運行あり(無料)
 
3.主 催   環境庁、京都府、京都市、公害健康被害補償予防協会
 
4.共 催   地球温暖化防止京都会議支援実行委員会


5.協 賛  通商産業省、運輸省、七都県市首脳会議環境問題対策委員会、七大都市自動車技術評価委員会、京阪神六府県市低NOx車普及促進協会、(財)日本電動車両協会、(財)物流技術センター運輸低公害車普及機構、(財)石油産業活性化センター、(社)日本ガス協会、(社)日本自動車工業会、電気事業連合会、(財)エコ・ステーション推進協会(予定)

6.内 容
(1)低公害車パレード(12月6日10:00-12:00)
・電気自動車、天然ガス自動車など約20台の低公害車による市中パレードを京都府警平安騎馬隊ほかの先導で行う。パレードは、京都市役所を出発し、四条河原町を経て展示会場までの約3km。

(2)オープニングセレモニー(12月6日12:00~12:30)
・環境庁長官、京都府知事、京都市長、公害健康被害補償予防協会会長その他の関係者が出席し、挨拶、テープカット等を行う。

(3)低公害車の展示
・自動車メーカー、関係団体等から出展される約130台の低公害車等を一挙展示。これは過去最大の規模である。
※'97低公害車フェア(5月24日、25日 東京・代々木公園)実績は82台。
・展示車両として電気自動車、天然ガス自動車、メタノール自動車、ハイブリッド自動車
のほか地球温暖化防止に資する低燃費自動車等を出展者別に展示し、各車両の特徴等について説明員がパネルやパンフレットを用いて説明を行う。

(4)低公害車の試乗
・電気自動車、天然ガス自動車等約20台を用いて展示会場周辺のコースで試乗会を行う。
・この中には、環境庁が開発した新型電気自動車「ルシオール」が含まれる。
※「ルシオール」は、小型であるが極めて高性能、安全、快適でしかも低燃費な車を実践するために、環境庁国立環境研究所を中心とするエコビークルプロジェクトで開発された次世代新型電気自動車である。
・低公害車の試乗会と併せて、VICS(道路交通情報通信システム)搭載車両の試乗会も行う。

(5)その他
・会場内において トークラリー(ステージ)、体験セミナー(1F展示場)、クイズラリー、その他各種イベントを実施、「茉奈ちゃん・佳奈ちゃん」も参加(7日)。
・会場案内、通訳に市民ボランティアが参加する。
・海外参加者向けに、伝統工芸等の特別展示と茶会(会場内「伝統産業ふれあい館」)を行う。

連絡先
環境庁大気保全局自動車環境対策第一課
課    長     鈴木 安次 内線6520
 低公害車専門官 関川 朋樹 内線6522

特殊法人公害健康被害補償予防協会基金事業部
 部    長   吉田 徳久 3586-6041
 事 業 課 長 柳橋 泰生 3586-6041