報道発表資料

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2022年06月14日
  • 大気環境

令和4年度電動トラック・バスにおける性能評価実証事業の公募について

 環境省では、国内商用車メーカーやコンバージョンメーカー等における市場参入を支援、又は利用者側による使いやすさ、コスト、事業継続性等における分析を支援するため、電動トラック・バスモデル実証を委託事業として実施しています。
 この度、令和4年度電動トラック・バスにおける性能評価実証事業の公募を開始することとなりましたので、お知らせします。
 公募実施期間は、令和4年6月14日(火)~同年7月13日(水)17:00です。

■ 事業の全体概要

 電動トラック・バスとは、従来のディーゼルトラック・バスとは異なり、車両側からのエミッションがゼロである電気自動車のことであり、今後、導入拡大が期待されるところでありますが、車両価格が割高であることや、電動トラック・バス向けの充電設備が十分でないことが課題として挙げられます。

 また、日本における貨物車・バス等由来のCO2排出量は運輸部門の約3割を占めており、2030年度の温室効果ガス排出削減目標達成のためには、現在普及の目途の立っていない電動トラック・バスの導入を早急に軌道に乗せることが必要となります。

 さらに、第5次環境基本計画に掲げる「地域循環共生圏」の構築や2030年度の温室効果ガス削減目標の達成、2050年カーボンニュートラルの実現のためにも、ライフコストの観点から事業継続性のあるユースケースの分析精度を高め、電動トラック・バスの開発・普及に向けた車両仕様の算段をつけ、商用車部門における電動車市場を開拓することは急務となります。

 こうした背景を踏まえて、本事業では国内商用車メーカーやコンバージョンメーカー等における市場参入を支援、又は利用者側による使いやすさ、コスト、事業継続性等における分析を支援するため、電動トラック・バスモデル実証を委託事業として実施します。

■ 対象及び内容

 対象:民間企業 等

 内容:委託

■ 予算及び事業期間

 今回公募を行う新規事業の予算額は、1億円以内(委託)を予定しています。

 原則として各課題における実施期間は令和5年度までとします。

 本事業では、各年度末に中間評価を行い、事業継続の可否について審査します。

■ 応募方法

 本事業へ応募される場合は、以下のリンクから応募様式等をダウンロードし、公募要領・作成要領に従って必要事項を記載の上、所定の方法で提出してください。

「令和4年度電動トラック・バスにおける性能評価実証事業の公募について」

応募URL:http://www.env.go.jp/air/post_101.html

連絡先

環境省水・大気環境局自動車環境対策課
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8302
課長
飯田 博文 (内線 6510)
課長補佐
河田 陽平 (内線 5486)
審査官
藤井 勇佑 (内線 5488)
担当
金森 一樹 (内線 5493)