報道発表資料

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2022年05月13日
  • 自然環境

国際生物多様性の日(5月22日)について

毎年5月22日は、国連が定めた「国際生物多様性の日」であり、世界各地で関連イベントが開催されます。環境省、J-GBF及び関係団体では、5月22日を中心に生物多様性を感じ、学び、行動するイベントを全国各地で開催します。その一環として環境省は、UNU-IAS及びGEOCと共催で、オンラインシンポジウムを開催します。

1. 国際生物多様性の日2022に関して

国際生物多様性の日とは、国連が生物多様性の問題に関する普及と啓発を目的として定めた国際デーです。1992年5月22日に生物多様性条約の本文が生物多様性条約交渉会議において採択されたため、毎年5月22日を国際生物多様性の日としています。

毎年この日に合わせ、世界共通のテーマに沿って生物多様性の保全や主流化に向けた普及啓発イベントが世界各地で開催されています。本年のテーマは「"Building a shared future for all life"(すべてのいのちと共にある未来へ!)」です。

 

2. 国際生物多様性の日シンポジウムについて

「国際生物多様性の日2022シンポジウム-すべてのいのちと共にある未来へ!-」

○ 趣旨

本シンポジウムでは、国際生物多様性の日の国際テーマ「Building a shared future for all life 」に沿って、2022年に中国・昆明で開催される予定のCOP15での採択を目指す「ポスト2020生物多様性枠組」に向けた国内外の動向を共有します。

また、様々なセクターと協働して生物多様性の保全および生態系の回復につなげている地域やユースの活動事例・成果を共有・発信し、国際的な動きと連動しながら、地域の取り組みの加速にもつなげることを目的としています。

○ 日時:令和4年5月20日(金)17:00~19:00

○ 場所:Zoom(日・英同時通訳あり)

○ 費用:無料

○ 共催:国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)

環境省

地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

○ 後援:2030生物多様性枠組実現日本会議(J-GBF)

○ 構成(予定)

(1) 開会挨拶 17:00~17:10

大岡 敏孝 環境副大臣

エリザベス・マルマ・ムレマ 生物多様性条約事務局長

(2) 基調講演1:「COP15に向けた生物多様性の国際動向」 17:10~17:25

武内 和彦 (公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES) 理事長、東京大学未来ビジョン研究センター(IFI) 特任教授、UNU-IAS 客員教授、2030生物多様性枠組実現日本会議(J-GBF)会長代理)

(3) 基調講演2: 「国連生態系回復の10年」 17:25~17:40

ナタリア・アレクセーエワ (国連食糧農業機関(FAO)気候変動・生物多様性・環境オフィス、サステイナビリティのためのイノベーション ワークストリームリーダー

(4) パネルディスカッション「グローバルからローカルアクションへ」 17:40~18:55

モデレーター:柳谷 牧子(UNU-IAS プログラムコーディネーター)

パネリスト:

・ジャックリーン・エンバワイン(A Rocha Ghana モニタリング、評価、報告部長)

・ブリタニ―・フェルメーレン(RCE西シドニー広域、西シドニー大学)

・愛媛大学付属高等学校理科部プラガールズ

・高橋 久(河北潟湖沼研究所理事長)

・谷貝 雄三(環境省生物多様性主流化室長)

(5) 閉会挨拶 18:55~19:00

山口 しのぶ (UNU-IAS、所長)

○  参加申込み

UNU-IASが管理する以下のサイトで参加を受け付けています。

https://ias.unu.edu/jp/events/upcoming/international-day-for-biological-diversity-2022-building-a-shared-future-for-all-life.html

※ 事前登録が必要です。参加は無料です。

○ 参加に関するお問合せ先:

国連大学サステイナビリティ高等研究所(担当:丸山)

所在地:〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70

TEL:03-5467-1212

Mail:geoc[at]unu.edu

(迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しております。お手数ですが、メール送信の際は[at]を@に置き換えて御利用ください)

3. 国際生物多様性の日周辺に開催されるイベント等について

(1)  J-GBFがとりまとめた「国際生物多様性の日」の周辺に開催されるイベントをご紹介します。ぜひお近くのイベントにお出かけください。

イベントに関しては(別添:「国際生物多様性の日」周辺開催イベント)をご覧ください。なお、各イベントに関するお問い合わせは、主催団体までお願い致します。

(2)  令和4年5月20日(金)18:00からBS朝日にて生物多様性をテーマに、政府広報テレビ番組「ビビるとさくらとトモに深掘り!知るトビラ」の放送を予定しています。ぜひご視聴ください。

https://www.gov-online.go.jp/pr/media/tv/shirutobira/index.html

(詳細は上記ページを御参照ください)

4. 報道関係者の方へ

取材を御希望の場合は生物多様性主流化室まで御連絡ください。

連絡先

環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性主流化室
代表
03‐3581‐3351
直通
03-5521-8150
室長
谷貝 雄三 (内線 6661)
室長補佐
志野 直紀 (内線 6666)
担当
角野 匠 (内線 7452)

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