報道発表資料

この記事を印刷
2022年04月21日
  • 総合政策

(仮称)八竜風力発電所更新計画に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見の提出について

 環境省は、「(仮称)八竜風力発電所更新計画に係る環境影響評価準備書」(株式会社エムウインズ八竜)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
 環境大臣意見では、絶滅危惧種であるチゴモズの生息が確認されていることから、専門家等からの助言を踏まえ、適切に調査、予測及び評価を実施すること等を求めている。

背景

 環境影響評価法及び電気事業法は、令和3年10月31日から施行された環境影響評価法施行令の一部を改正する政令の経過措置(附則第2条)に基づき、施行日前に環境影響評価法第3条の4第1項の規定による公表が行われた出力10,000kW以上の風力発電所の設置又は変更の工事を第一種事業とし、経済産業大臣は、事業者から提出された環境影響評価準備書※1の審査に当たって、環境大臣の意見を聴かなければならないこととされている。
 本件は、「(仮称)八竜風力発電所更新計画に係る環境影響評価準備書」について、この手続に沿って経済産業大臣に対して意見を提出するものである。
 今後、事業者は、環境大臣の意見及び関係地方公共団体の長の意見を受けた経済産業大臣勧告等を踏まえ、法に基づく環境影響評価書の作成等の手続が求められる。

※1 環境影響評価準備書:環境影響評価の結果について環境の保全の見地からの意見を聴くための準備
   として、調査、予測、評価及び環境保全措置の検討を実施した結果等を示し、環境の保全に関する
   事業者自らの考え方を取りまとめた文書。

事業の概要

  秋田県山本郡三種町及び男鹿市において、最大で出力28,000kWの風力発電所を設置する事業。

・事業者  株式会社エムウインズ八竜
・事業位置 秋田県山本郡三種町及び男鹿市(対象事業実施区域の面積 約65ha)
・出力   最大28,000kW(単機出力4,300kW×7基)

環境大臣意見

別紙のとおり。

(参考)環境影響評価に係る手続

 【配慮書の手続】
  ・公表         令和元年10月 4日~令和元年11月5日(住民意見34件※2
  ・秋田県知事意見提出  令和元年12月18日
  ・環境大臣意見提出   令和元年12月 9日
  ・経済産業大臣意見提出 令和元年12月23日

 【方法書の手続】
  ・縦覧         令和2年 6月10日~令和2年7月13日(住民意見49件※2
  ・秋田県知事意見提出  令和2年10月22日
  ・経済産業大臣勧告   令和2年12月 2日

 【準備書の手続】
  ・縦覧         令和3年10月22日~令和3年11月22日(住民意見33件※2
  ・秋田県知事意見提出  令和4年 4月12日
  ・環境大臣意見提出   令和4年 4月21日

※2 環境の保全の見地からの意見の件数

添付資料

連絡先

環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8237
  • 室長木野修宏(内線 6231)
  • 室長補佐豊村紳一郎(内線 6233)
  • 審査官竹内宏徳(内線 7232)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。