報道発表資料

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2022年04月11日
  • 総合政策

(仮称)芝山・大黒山風力発電事業に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見の提出について

 環境省は、「(仮称)芝山・大黒山風力発電事業環境影響評価準備書」(HSE株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
 環境大臣意見では、(1)騒音及び風車の影による影響について、風力発電設備の配置等の詳細な検討を行うこと、(2)水環境及び重要な動物に対する影響について、適切に予測及び評価を実施すること等を求めている。

■ 背景

 環境影響評価法及び電気事業法は、出力50,000kW以上の風力発電所の設置又は変更の工事を第一種事業とし、経済産業大臣は、事業者から提出された環境影響評価準備書※1の審査に当たって、環境大臣の意見を聴かなければならないこととされている。
 本件は、「(仮称)芝山・大黒山風力発電事業環境影響評価準備書」について、この手続に沿って経済産業大臣に対して意見を提出するものである。
 今後、事業者は、環境大臣の意見及び関係地方公共団体の長の意見を受けた経済産業大臣勧告等を踏まえ、法に基づく環境影響評価書の作成等の手続が求められる。

 ※1 環境影響評価準備書:環境影響評価の結果について環境の保全の見地からの意見を聴くための準備とし
   て、調査、予測、評価及び環境保全措置の検討を実施した結果等を示し、環境の保全に関する事業者自ら
   の考え方を取りまとめた文書。

■ 事業の概要

 福島県いわき市、石川郡平田村及び石川郡古殿町において、最大で出力51,000kWの風力発電所を設置する事業。

 ・ 事業者   HSE株式会社

 ・ 事業位置  福島県いわき市、石川郡平田村及び石川郡古殿町(対象事業実施区域の面積 約318.3ha)

 ・ 出力    最大51,000kW(単機出力4,200kW×13基)

■ 環境大臣意見

 別紙のとおり。

(参考)環境影響評価に係る手続

【配慮書の手続】
 ・ 公表         令和元年6月28日~令和元年7月29日(住民意見2通※2
 ・ 福島県知事意見提出  令和元年8月29日
 ・ 環境大臣意見提出   令和元年9月 6日
 ・ 経済産業大臣意見提出 令和元年9月12日

【方法書の手続】
 ・ 縦覧         令和元年11月12日~令和元年12月11日(住民意見2通※2
 ・ 福島県知事意見提出  令和2年3月25日
 ・ 経済産業大臣勧告   令和2年5月 8日

【準備書の手続】
 ・ 縦覧         令和3年9月14日~令和3年10月13日(住民意見3通※2
 ・ 福島県知事意見提出  令和4年3月30日
 ・ 環境大臣意見提出   令和4年4月11日

 ※2 環境の保全の見地からの意見の通数

添付資料

連絡先

環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8237
  • 室長木野修宏(内線 6231)
  • 室長補佐豊村紳一郎(内線 6233)
  • 審査官浮田昂(内線 7246)

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