令和２年(2020年)度ダイオキシン類に係る環境調査結果について

ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、令和２年度に国及び地方公共団体が実施した全国の大気、水質（水底の底質を含む。）、地下水質及び土壌のダイオキシン類に係る環境調査結果を取りまとめたのでお知らせいたします（詳細は添付資料１参照）。

環境媒体

地点数

環境基準超過地点数

平均値^＊

濃度範囲^＊

大気^＊＊

614地点

0地点(0.0%)

0.017 pg-TEQ/m³

0.0025 ～ 0.33 pg-TEQ/m³

公共用水域水質

1,411地点

24地点(1.7%)

0.18 pg-TEQ/L

0.013 ～ 3.6 pg-TEQ/L

公共用水域底質

1,178地点

5地点(0.4%)

6.5 pg-TEQ/g

0.040 ～ 530 pg-TEQ/g

地下水質^＊＊＊

493地点

1地点(0.2%)

0.054 pg-TEQ/L

0.0087 ～ 1.7 pg-TEQ/L

土壌^＊＊＊＊

773地点

0地点(0.0%)

3.8 pg-TEQ/g

0 ～ 960 pg-TEQ/g

*: 平均値は各地点の年間平均値の平均値であり、濃度範囲は年間平均値の最小値及び最大値である。

**: 大気については、全調査地点（661地点）のうち、夏季・冬季を含む年２回以上の調査が実施された614地点についての結果であり、環境省の定点調査結果及び大気汚染防止法政令市が独自に実施した調査結果を含む。

***: 地下水質については、環境の一般的状況を調査（概況調査）した結果であり、汚染の継続監視等の経年的なモニタリングとして定期的に実施される調査等の結果は含まない。

****:土壌については、環境の一般的状況を調査（一般環境把握調査及び発生源周辺状況把握調査）した結果であり、汚染範囲を確定するための調査等の結果は含まない。

なお、簡易測定法による４地点４検体のデータは、平均値、濃度範囲の算出の対象外である。

このほかに、土壌では継続モニタリング調査(１区域１地点、１検体)が実施された。