報道発表資料

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2025年09月30日
  • 総合政策

令和6年度(補正予算)環境保全研究費補助金(イノベーション創出のための環境スタートアップ研究開発支援事業)に係る間接補助事業者の選定(二次公募)について

1.環境省では、令和3年度から「SBIR(Small/Startup Business Innovation Research)制度」に基づく指定補助金等(※)事業として、「イノベーション創出のための環境スタートアップ研究開発支援事業」を実施し、スタートアップの事業構想段階や実用化段階への支援を行っているところです。 
(※) 科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律に基づき、中小企業・個人(研究者等)が行う研究開発支援に特化した指定補助金等を指す。
 
2.今般、令和6年度(補正予算)環境保全研究費補助金(イノベーション創出のための環境スタートアップ研究啓発支援事業)に係る二次公募において、間接補助事業者を採択しました。

採択結果

 令和6年度(補正予算)環境保全研究費補助金(イノベーション創出のための環境スタートアップ研究開発支援事業)に係る二次公募において3件の申請があり、申請事業について有識者審査委員会において審査を行い、以下のとおり採択しました。
 
〇 フェーズ2(技術開発(R&D))(オープンイノベーション枠)
【事業者】事業概要 環境領域
【株式会社Opening Line】森林・木造トレーサビリティ構築に関する研究開発事業

<概要>
AIによるデジタル木材指紋認証技術およびブロックチェーンによる木材トレーサビリティシステムを実証し、CO2排出・吸収を精緻に可視化する研究開発事業。
気候変動
【株式会社yuni】ローカルかつ最適な素材循環を実現するAIエージェントに関する研究開発事業

<概要>
廃棄物を再生素材として活用する資源循環において、ローカルかつ最適な素材循環を実現するAIエージェント開発に関する研究開発事業。
資源循環
 
 採択された案件の詳細については、補助事業者(執行団体)である一般社団法人静岡県環境資源協会のウェブサイトを御確認ください。

○ 一般社団法人静岡県環境資源協会のウェブサイト
  https://siz-kankyou.com/2025kankyohozen/saitaku/

参考(イノベーション創出のための環境スタートアップ研究開発支援事業概要)

 環境スタートアップについては、持続可能な社会の実現に向けたイノベーションの創出における大きな役割が期待されている一方、成長に時間を要するものも多いことから、スタートアップの成長フェーズに応じた切れ目のない支援を行うことが重要です。
 このため、環境省では、スタートアップを始めとする中小企業者等の研究開発支援を目的としたSBIR制度の一環として、令和3年度より「イノベーション創出のための環境スタートアップ研究開発支援事業」を実施し、スタートアップ企業等が環境保全に資する事業実施に向けた研究開発事業を支援しています。
 
以 上

連絡先

環境省大臣官房総合政策課環境研究技術室
代表
03-3581-3351
直通
03-6205-8276
室長
中村 真紀
室長補佐
大山 義人
係長
蒔田 尚典