報道発表資料
令和元年度における全国の産業廃棄物の排出及び処理状況等について調査し、その結果を取りまとめましたので公表します。結果の概要は次のとおりです。 |
産業廃棄物の排出・処理状況(令和元年度実績)
(1)全国の産業廃棄物の総排出量:前年度に比べ、約700万トン(約1.9%)増加。
令和元年度総排出量 3億8,596万トン(前年度 3億7,883万トン)
(2)業種別排出量:上位業種は前年度と同様、上位5業種で総排出量の8割以上。
排出業種 |
排出量 |
排出割合 |
前年度排出量(排出割合) |
|
1 |
電気・ガス・熱供給・水道業 |
1億0,101万トン |
26.2% |
9,897万トン(26.1%) |
2 |
農業・林業 |
8,126万トン |
21.1% |
8,096万トン(21.4%) |
3 |
建設業 |
7,971万トン |
20.7% |
7,548万トン(19.9%) |
4 |
パルプ・紙・紙加工品製造業 |
3,368万トン |
8.7% |
3,253万トン(8.6%) |
5 |
鉄鋼業 |
2,596万トン |
6.7% |
2,622万トン(6.9%) |
(3)種類別排出量:前年度と同様、上位3品目で総排出量の8割以上。
廃棄物の種類 |
排出量 |
排出割合 |
前年度排出量(排出割合) |
|
1 |
汚泥 |
1億7,084万トン |
44.3% |
1億6,738万トン(44.2%) |
2 |
動物のふん尿 |
8,079万トン |
20.9% |
8,051万トン(21.3%) |
3 |
がれき類 |
5,893万トン |
15.3% |
5,628万トン(14.9%) |
(4)産業廃棄物の処理状況:前年度に比べ、最終処分量が約3万トン(約0.3%)増加。
処理区分 |
処理量 |
処理割合 |
前年度処理量(処理割合) |
|
1 |
再生利用量 |
2億0,357万トン |
52.7% |
1億9,901万トン(52.5%) |
2 |
減量化量 |
1億7,323万トン |
44.9% |
1億7,070万トン(45.1%) |
3 |
最終処分量 |
916万トン |
2.4% |
913万トン( 2.4%) |
添付資料
連絡先
環境省環境再生・資源循環局廃棄物規制課
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5501-3156
- 課長神谷 洋一(内線 5287)
- 課長補佐田中 敏明(内線 5291)
- 担当嶋田 侑治(内線 5309)