報道発表資料

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2021年12月23日
  • 総合政策

(仮称)青森県沖日本海(南側)洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見の提出について

 環境省は、「(仮称)青森県沖日本海(南側)洋上風力発電事業計画段階環境配慮書」(RWE Renewables Japan 合同会社、三井物産株式会社及び大阪ガス株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
 環境大臣意見では、(1)風力発電設備への衝突事故及び移動の阻害等による鳥類への影響や、(2)津軽国定公園からの眺望景観への影響を回避又は極力低減すること等を求めている。

1.背景

 環境影響評価法及び電気事業法は、出力50,000kW以上の風力発電所の設置又は変更の工事を第一種事業とし、環境大臣は事業者から提出された計画段階環境配慮書について、経済産業大臣からの照会に対して意見を述べることができる。
 今後、経済産業大臣から事業者であるRWE Renewables Japan 合同会社、三井物産株式会社及び大阪ガス株式会社に対して、環境大臣意見を勘案した意見が述べられ、事業者は、意見の内容を検討した上で事業計画を決定し、事業段階の環境影響評価手続を行うこととなる。

※ 計画段階環境配慮書:配置・構造又は位置・規模に係る事業の計画段階において、重大な環境影響の回避・低減についての評価を記載した文書。

2.事業の概要

 青森県つがる市、西津軽郡鰺ヶ沢町の沖合において、最大で出力900,000kWの風力発電所を設置する事業。

 ・事業者  RWE Renewables Japan 合同会社、三井物産株式会社及び大阪ガス株式会社
 ・事業位置 青森県つがる市、西津軽郡鰺ヶ沢町の沖合 (事業実施想定区域の面積 約9,500ha)
 ・出力   最大約900,000kW(12,000~16,000 kW級×38~75 基)

3.環境大臣意見

 別紙のとおり。


(参考)環境影響評価に係る手続
 ・ 令和3年11 月8日 経済産業大臣から環境大臣に意見照会
 ・ 令和3年12 月23日 環境大臣から経済産業大臣に意見提出

添付資料

連絡先

環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8237
  • 室長木野修宏(内線 6231)
  • 室長補佐豊村紳一郎(内線 6233)
  • 審査官佐藤希世(内線 6253)
  • 担当大野貴子(内線 6209)

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