報道発表資料

この記事を印刷
2021年11月29日
  • 地球環境

脱炭素経営フォーラム (2021年度)の開催について

 環境省は、脱炭素経営に関する国内外の最新動向を共有し、脱炭素社会の実現に向けた企業の実践・行動を促すため、「脱炭素経営フォーラム(2021年度)」を、令和3年12月16日(木)にオンライン方式で開催します。

1.開催趣旨

 我が国は、2050年カーボンニュートラルを宣言し、改正地球温暖化対策推進法においても基本理念として明記されました。そして、2030年度の新たな削減目標として、温室効果ガス46%削減(2013年度比)を目指すこと、さらに50%の高みに向けて挑戦を続けることを掲げ、その実現に向けた対策を地球温暖化対策計画として本年10月に閣議決定したところです。

 こうした政策方針と併せ、ビジネスにおいても、気候変動はリスクであり、また機会でもあるとの認識の下、ESG金融や脱炭素経営に取り組む企業が増えています。

 加えて、10月末から開催された国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)における交渉の結果、COP24 からの継続議題となっていたパリ協定第6条(市場メカニズム)の実施指針、第13 条(透明性枠組み)の報告様式、NDC実施の共通の期間(共通時間枠)等の重要議題で合意に至り、パリルールブックが完成したところです。

 本フォーラムは、これらの国内外の動向を受け、脱炭素化に向けた世界及び我が国の最新動向について理解を深め、脱炭素経営に関するフロントランナー企業の取組について共有や情報交換を行うことで、脱炭素社会の実現に向けた企業の実践・行動を促すことを目的に開催されます。

 

2.開催形式

 ・ 日程:令和3年12月16日(木)13:00~15:30

 ・ 開催方式:ライブ配信(YouTube)

 ・ プログラム(予定)

時間

プログラム

13:00~13:05

開会の挨拶

環境省

セッション①:カーボンニュートラルをめぐる国内外の最新動向

13:05~13:25

カーボンニュートラルをめぐる直近の国際動向

ボストン・コンサルティング・グループ合同会社

パートナー

森原 誠 

13:25~13:45

日立グループのカーボンニュートラルに向けた取組

株式会社日立製作所

グローバル渉外統括本部 サステナビリティ推進本部 副本部長

津田 恵

13:45~14:05

気候変動リスク/機会とコーポレートガバナンス (仮)

東京海上ホールディングス株式会社

フェロー(国際機関対応)

長村 政明

14:05~14:10

休憩

セッション②:日本企業のカーボンニュートラル経営の最前線

14:10~14:30

カーボンニュートラル経営とは何か

ボストン・コンサルティング・グループ合同会社

マネージング・ディレクター& パートナー

丹羽 恵久

14:30~14:50

TCFDのシナリオ分析とその活用

キリンホールディングス株式会社

常務執行役員

溝内 良輔

14:50~15:10

バリューチェーン全体の脱炭素化とコーポレートガバナンス

武田薬品工業株式会社

コーポレートストラテジー

オフィサー&チーフオブスタッフ

佐藤 弘毅

15:10~15:30

カーボンニュートラルを背景とした新事業展開

横河電機株式会社

マーケティング本部バイオエコノミー事業開拓センター長 兼

横河バイオフロンティア株式会社

代表取締役社長

伊賀 光博

※ プログラムの内容・登壇者は都合により変更となる場合がございます。

 

3.参加方法

  参加費無料、事前登録不要です。

  YouTubeにてライブ配信を行います。

  前半<脱炭素経営フォーラム (2021年度)_1/2
  後半<脱炭素経営フォーラム (2021年度)_2/2

 

4.問合せ先

  脱炭素経営フォーラム事務局(ボストン・コンサルティング・グループ合同会社)

  担当:大塚、黒岩、渡会

  e-mail:datsutanso2021@bcg.com 

連絡先

環境省地球環境局地球温暖化対策課脱炭素ビジネス推進室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8249
  • 室長内藤 冬美(内線 7774)
  • 課長補佐岸  雅明(内線 6721)
  • 係長金澤 晃汰(内線 6790)
  • 担当佐伯  優(内線 6779)