報道発表資料
環境省では、2010年の国際生物多様性年及び生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の日本開催の機会をとらえ、生物多様性に対する国民の理解の増進、多様な主体の参画を、より一層推進していくため、「生物多様性広報・参画推進委員会」を設置し、生物多様性に関する普及広報推進方策について検討してまいりました。
コミュニケーションワード「地球のいのち、つないでいこう」の決定、著名人による広報組織「地球いきもの応援団」の発足に続いて、このたび、国民ひとりひとりが生物多様性に取り組む際のヒントとなる「国民の行動リスト」を公表いたします。
- 作成の目的
国民の行動リストは、生物多様性条約や生物多様性基本法、第3次生物多様性国家戦略をブレークダウンし、国民に問題提起するための素材の一つとなり、国民一人ひとりが行動できるように促していくために作成する。 - 「国民の行動リスト」の具体的内容について
(別紙1)のとおり。 - 今回の「国民の行動リスト」のコンセプト
- (1)
- 作成プロセス
生物多様性広報・参画推進委員会での議論と平行して、アンケート等を通じ、広く国民の意見を聴取し、ボトムアップにより行動リストを検討・作成した。(別紙2) - (2)
- 柱と行動例
生物多様性のためにできる多種多様な行動をわかりやすく集約するため、「ふれよう」「守ろう」「伝えよう」の3本を柱とし、実際に取組む際のヒントとなる具体的な行動例を提示する。
- 今後の展開
- (1)
- 今回公表された「国民の行動リスト」に対して、国民一人一人がweb等を通じて、自分が行う行動(my行動リスト)を追加することができるようにする。
- (2)
- また、国民各層から集めたmy行動リストを整理・分析し、「柱」と「行動例」の拡充等を行う。
- (3)
- 地方自治体、事業者、NPO等、各主体の行動リストをそれぞれが作成することを支援、促進する。
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8275
室長:徳丸久衛(6480)
課長補佐:野仲典理(6490)
担当:小田貴章(6437)