報道発表資料

この記事を印刷
2021年09月07日
  • 地球環境

第9回太平洋・島サミット(PALM9)共同行動計画に基づく太平洋島嶼国に対する二国間クレジット制度(JCM)に関する情報提供のためのワークショップ(ウェビナー)の開催について

 環境省と外務省は共催で、令和3年9月22日(水)に、「第9回太平洋・島サミット(PALM9)共同行動計画に基づく太平洋島嶼国に対する二国間クレジット制度(JCM)に関する情報提供のためのワークショップ(ウェビナー)」を開催します。

1.概要

 我が国は、途上国等への優れた脱炭素技術等の普及や対策実施を通じ、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への我が国の貢献を定量的に評価するとともに、我が国のNDCの達成にも活用する二国間クレジット制度(JCM : Joint Crediting Mechanism)を推進しています。

 パリ協定6条に位置づけられる市場メカニズムの一つであるJCMの現在のパートナー国は17カ国(※)であり、今後の更なるJCMの拡充のために、パートナー国の拡大、プロジェクトのスケールアップ、効果的なプロジェクトの地域的な横展開等を目指しています。

 7月に開催された第9回太平洋・島サミット(PALM9)では、菅義偉日本国内閣総理大臣及び当時の太平洋諸島フォーラム(PIF)議長であったカウセア・ナタノ・ツバル首相による共同議長のもと、PALM首脳宣言とともに、付属文書である共同行動計画が採択され、5つの重点協力分野の1つである気候変動・防災分野の一環として、「日本は、PALMパートナーが、先進的な脱炭素技術を導入するための二国間クレジット制度(JCM)の活用可能性を更に探求できるように、JCMに関する情報を提供するためのワークショップを実施する」とされています。

 本ワークショップでは、上記共同行動計画を踏まえ、JCMの最新の情報を日本側から提供すると共に、太平洋島嶼国側から脱炭素に向けた課題等を、また、JCMパートナー国であるパラオから具体的な事例等を紹介いただくことで、太平洋島嶼国におけるJCMを通じた協力の可能性を議論する予定です。

(※)モンゴル、バングラデシュ、エチオピア、ケニア、モルディブ、ベトナム、ラオス、インドネシア、コスタリカ、パラオ、カンボジア、メキシコ、サウジアラビア、チリ、ミャンマー、タイ、フィリピン

.日時

令和3年9月22日(水) 1000分~1200分(予定)

3.方法

オンライン方式(無料・要事前申込み)

.定員

500

5.言語

全て英語にて行われます。

※ 通訳はつきません

6.お申込み・お問合せ窓口

傍聴を御希望の方は、以下のホームページのオンラインフォームよりお申し込みください。

ただし、定員になり次第、申込みを締め切ります。

https://forms.office.com/r/WtZ7CtNmBP

7.詳細

本ワークショップについての詳細は以下のHPを御参照ください。

日本語ページ:https://www.carbon-markets.go.jp/column/event_report/11652/

英語ページ:https://www.carbon-markets.go.jp/eng/en_column/en_event_report/11652/

連絡先

環境省地球環境局地球温暖化対策課市場メカニズム室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8246
  • 室長井上 和也(内線 7212)
  • 国際企画官小圷 一久(内線 7771)
  • 室長補佐増田 正悟(内線 6757)
  • 係長松本 恵里(内線 5158)
  • 担当中山 雅樹(内線 6737)