令和３年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金（工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業）の設備更新補助事業の１次公募の採択について

１．補助事業概要

　SHIFT事業は、工場・事業場における脱炭素化取組の先導的な事例を創出し、その知見を広く公表して横展開を図り、我が国の中長期の温室効果ガス削減目標の達成に貢献することを目的として、意欲的なエネルギー起源CO2削減目標を盛り込んだ脱炭素化促進計画を策定する事業（以下「脱炭素化促進計画策定支援事業」という。）及び脱炭素化促進計画に基づき高効率機器導入や燃料転換を実施してCO2排出量を削減し、排出量の算定及び排出枠の償却を行う事業（以下「設備更新補助事業」という。）に対して補助金を交付する事業です。

　この度、本事業のうち設備更新補助事業の１次公募を実施しました。

２．採択について

　令和３年５月28日（金）から同年６月29日（火）まで公募を実施し、下記のとおり採択しましたのでお知らせします。

　なお、詳細は一般社団法人 温室効果ガス審査協会のウェブサイトを御覧ください。

　https://www.gaj.or.jp/eie/shift/index.html

（１）採択件数

採択件数: 124件

＜内訳＞

設備更新補助事業A: 122件

設備更新補助事業B: ２件

（２）令和３年度１次採択案件の排出削減目標量

排出削減目標量合計: 143,539 t-CO₂

＜内訳＞

設備更新補助事業A合計: 68,345 t-CO₂

設備更新補助事業B合計: 75,194 t-CO₂

（３）導入設備の法定耐用年数分の排出削減予測量

　削減目標年度の排出削減目標量が法定耐用年数の期間、毎年度削減実績として続くとすると、排出削減予測量の合計は、1,390,889 t-CO2となります。

３．設備更新補助事業の２次公募について

　公募要領等ですでにお知らせしているとおり、２次公募を予定しております。９月初旬に公募を開始し、９月下旬に締め切る予定です。なお、２次公募では補助金の電子申請システム「jGrants」を利用した電子申請が可能となります。電子申請には事前準備が必要です。

　詳細は、一般社団法人　温室効果ガス審査協会のウェブサイトで順次公表予定です。

　https://www.gaj.or.jp/eie/shift/index.html