報道発表資料
同会議は、IUCN(国際自然保護連合)の4年に1度の会員総会と、それに併せて行われる「世界自然保護フォーラム」で構成されます。環境省は、保護地域に関するハイレベル対話等にパネリストとして参加するほか、ポスター展示を通じて日本の生物多様性の保全の取組を紹介します。
1.第7回世界自然保護会議の概要
世界自然保護会議は、IUCN(国際自然保護連合:International Union for Conservation of Nature。以下、「IUCN」という。)の4年に1度の会員総会と、それに併せて行われる「世界自然保護フォーラム」で構成されます。
(1)期間
令和3年9月3日(金)~11日(土)
(2)場所
Parc Chanot展示・会議センター(フランス・マルセイユ)及びオンライン併用
(3)参加者
IUCNを構成する会員及び科学者などが世界各国から参加する見込みです。日本からは、外務省及び環境省から参加するほか、国際自然保護連合日本委員会などNGOも参加予定です。
(4)プログラム
世界自然保護フォーラムでは、ハイレベル対話やテーマ別会合など、様々なイベントが開催されます。また、会員総会では、役員選挙、動議の採択、功労者への表彰式などが行われます。
9月3日(金) 開会式
9月4日(土)~7日(火) 世界自然保護フォーラム
9月8日(水) 功労者表彰式
9月8日(水)~10日(金) 会員総会
9月11日(土) IUCN理事会
※ プログラムは随時変更されておりますので、詳細は以下の公式ウェブサイト(英語)から御確認ください。
https://www.iucncongress2020.org/
2.環境省の対応
環境省からは星野一昭参与(元自然環境局長)が以下のイベントに参加するほか、その他イベントの参加についても検討中です。また、環境省として現地でのポスター展示を行います。
(1)9月5日(日) 14:00-15:30(日本時間21:00-22:30)
ハイレベル対話:保護地域のための高い野心:誓約を行動へ(ウェブ配信あり)
【IUCN公式ウェブサイト】
https://www.iucncongress2020.org/programme/official-programme/session-50406
(2)9月7日(火) 11:00-12:30(日本時間18:00-19:30)
自然を活用した解決策(Nature-based Solutions)パートナーシップ:言葉から行動へともに進もう(ウェブ配信あり)
【IUCN公式ウェブサイト】
https://www.iucncongress2020.org/programme/official-programme/session-43450
(3)9月7日(火) 16:00-17:30(日本時間23:00-24:30)
淡水保全に向けた世界的なアクション閉会プレナリー(ウェブ配信あり)
【IUCN公式ウェブサイト】
https://www.iucncongress2020.org/programme/official-programme/session-45293
(4)ポスター展示
○ 開催日時:会議期間中
○ 概要:「生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR)の考え方」、「日本における生物多様性及び生態系サービスの総合評価(JBO3: Japan Biodiversity Outlook 3)」、「SATOYAMAイニシアティブ」の3点を展示します。
3.IUCNの概要
IUCNは、1948年に設立された国家、政府機関、非政府機関で構成される世界最大の国際的な自然保護機関。本部はスイスのグラン。
170以上の国々から、国家会員90団体、政府機関会員120団体、非政府機関など1,272団体が会員として参加しています(2021年8月現在)。約18,000人の科学者、専門家とともにグローバルな協力関係を築き、"自然の価値を評価し、保全する"、世界を目指しています。
環境省は1978年に政府機関会員として加盟しました。日本では、外務省が1995年に国家会員として加盟しているほか、日本自然保護協会・日本動物園水族館協会・WWFジャパン・日本野鳥の会などの非政府団体が加盟しています。
連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8274
- 課長堀上 勝(内線 6430)
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性戦略推進室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8275
- 室長中澤 圭一(内線 6480)
- 係長友居 洋暁(内線 6482)