報道発表資料
今年度から新たに「イノベーション発掘・社会実装加速化枠」を設け、脱炭素社会構築に貢献するイノベーションの卓越したアイデアと、その迅速かつ着実な社会実装が期待できる確かな実績・実現力を有する者について表彰を行います。なお、本枠の受賞者には、「令和4年度CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」の優先採択権を付与する予定となっております。
今般、令和3年度受賞者の選考に向けた募集を開始しますので、お知らせいたします。
1.公式HP
募集に係る詳細は下記気候変動アクション環境大臣表彰公式HPを参照ください。
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/min_action_award/
2.表彰の種類
(1)気候変動アクション環境大臣表彰
表彰の対象とする功績は下記の3部門とし、受賞者には環境大臣表彰を授与します。さらに、受賞事例の中で総合的に判断し特に著しい功績をあげた事例については、「気候変動アクション大賞」を授与します。
また、ユース層の活動促進の観点から、未来の気候変動アクションを担うユース層の活動の中からは、「気候変動アクション ユース・アワード」(選考委員会の奨励賞)を授与します。
なお、活動については、国内活動に留まらず、国際的に活動することにより、国際貢献に係る活動を含むものとします。応募は自薦・他薦を問いません。
① 開発・製品化部門
緩和分野
省エネ技術、新エネ技術、省エネ製品、省エネ建築のデザイン等、国内外の温室効果ガスの排出を低減する優れた技術の開発によりその製品化を進めたこと(商品化されていないものを含む。)に関する功績。
適応分野
農林水産業、自然災害、水資源・水環境、自然生態系、健康等の各分野で、気候変動の影響による国内外の被害を回避又は低減する優れた技術の開発により、その製品化を進めたこと(商品化されていないものを含む。)に関する功績。
② 先進導入・積極実践部門
緩和分野
コージェネレーション、ヒートポンプ、新エネ製品、省エネ製品、省エネ型新交通システム、省エネ建物、ESG投資、脱炭素経営等、国内外の温室効果ガスの排出を低減する技術や製品、企業戦略の大規模導入・先導的導入及び積極的な活用、地球温暖化防止に資するライフスタイルや、地域における効果的な節電等に関する積極的な実践に関する功績。
適応分野
農林水産業、自然災害、水資源・水環境、自然生態系、健康等の各分野で、気候変動の影響による国内外の被害を回避又は低減する優れた適応策の先進的導入及び積極的実践、企業や地域等の気候変動への強靱性や持続可能性の向上を目的とした気候変動リスク分析及び適応策の導入における積極的かつ先進的な取組に関する功績。
③ 普及・促進部門
緩和分野、適応分野共通
地球温暖化防止に資するライフスタイル普及・促進活動、地域における効果的な節電に関する普及・促進活動、植林活動等、気候変動を防止する活動や、地域における農林水産業、自然災害、水資源・水環境、自然生態系、健康等の各分野での気候変動への適応に関する普及・促進活動、気候変動の影響等に関する情報の収集・発信、その他学校や市民、企業内における教育・普及・啓発・持続可能な未来に向けた価値観、行動、ライフスタイルの変容等継続的な取組(活動実績が概ね3年以上の継続性を有すること。)に関する功績。
(2)気候変動アクション環境大臣表彰(イノベーション発掘・社会実装加速化枠)
CO2削減に資する技術の開発・実証等の実績を有するとともに、指定のテーマ(詳細は公式HP掲載の実施要領を御確認ください。)に合致した、脱炭素社会構築に貢献するイノベーションの開発・実証と実用化率向上に向けた卓越したアイデア、その迅速かつ着実な社会実装が期待できる確かな実現力を有する団体を表彰の対象とします。
本枠に応募し表彰を受賞した者においては、令和4年度CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業の本公募における優先採択権を付与する予定です。
※本枠は自薦かつ団体での応募のみ可とします。
3.表彰の対象者
2.の各部門・枠において顕著な功績のあった個人又は団体及び上記の活動において連携や支援を行っている個人や団体を表彰対象とします。また、表彰対象者は、原則として日本に在住する者又は組織の拠点を日本国内に置く団体に限ります。
ただし、①応募申請内容と同一の活動あるいは功績により、過去に気候変動対策に関する環境大臣表彰を受けている者、②応募申請内容と同一の活動あるいは功績により、過去に気候変動対策に関する環境大臣表彰を受賞した個人が代表を務めている又は代表を務めていた団体、③応募申請内容と同一の活動あるいは功績により、過去に気候変動対策に関する環境大臣表彰を受賞した団体の構成員だった者が当該活動あるいは功績を個人として引継ぐ場合は表彰の対象となりません。
また、応募者が法令違反の容疑により逮捕され、又は逮捕を経ないで公訴を提起された場合などの不正又は不誠実な行為があった場合は表彰の対象としない、又は受賞を取消すことがあります。
4.申請書類及び提出先
申請書類は上記公式HPよりダウンロードをお願いします。
提出に当たっては、公式HP記載の実施要領に従い、所定の様式に必要事項を記載の上、関係書類とともに下記宛先まで電子メールに添付して送付してください(郵送不要)。
令和3年度気候変動アクション環境大臣表彰運営事務局
(一般社団法人 地球温暖化防止全国ネット内)
提出先メールアドレス:mea@zenkoku-net.org
5.今後の予定
・ 応募の締切・・・・・令和3年7月30日(金)17:00必着
・ 受賞者の決定・・・・令和3年10月上~中旬頃
・ 表彰式・・・・・・・令和3年12月上旬頃に開催予定
※ 新型コロナウイルス感染症の状況等を踏まえ、開催の可否を判断
連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8249
- 課長小笠原靖(内線 6736)
- 課長補佐山本拓也(内線 6755)
- 担当島川ひより(内線 7769)
環境省地球環境局総務課気候変動適応室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8242
- 室長髙橋一彰(内線 6780)
- 室長補佐梅本敬史(内線 7763)
- 担当小川咲季(内線 7717)
環境省地球環境局地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8339
- 室長加藤聖(内線 6771)
- 主査根本俊文(内線 6795)