報道発表資料
環境省では、洗い流しのスクラブ製品に含まれるマイクロプラスチックビーズの削減状況を確認するため、2020年にその使用状況を確認しました。その結果、洗い流し製品においてスクラブ剤としてマイクロプラスチックビーズを使用している製品は確認されませんでした。
概要
洗い流しのスクラブ製品に含まれるマイクロプラスチックビーズについては、プラスチック資源循環戦略(2019年5月)において、「2020年までに洗い流しのスクラブ製品に含まれるマイクロビーズの削減を徹底する」とされています。
このため、環境省では、2020年に、洗い流しのスクラブ製品の販売企業に対して、マイクロプラスチックビーズの使用状況の確認を実施しました。今回の確認では、データベースや公表情報から対象とする企業及び製品を絞り込んだ上で、51企業110製品に関して使用状況の確認を行いました。
その結果、洗い流し製品においてスクラブ剤(角質除去や清浄を行うもの)としてマイクロプラスチックビーズを使用しているものは確認されませんでした。
(参考)プラスチック資源循環戦略(令和元年5月31日策定)(抄)
(2)海洋プラスチック汚染対策
2020年までに洗い流しのスクラブ製品に含まれるマイクロビーズの削減を徹底するなど、
マイクロプラスチックの海洋への流出を抑制します。
添付資料
連絡先
環境省水・大気環境局水環境課海洋プラスチック汚染対策室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-6205-4938
- 室長中島慶次(内線 6602)
- 室長補佐重松賢行(内線 6634)
- 担当松田真吾(内線 6967)