報道発表資料

令和3年3月26日
大臣官房
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「グリーンから始めるインパクト評価ガイド」について

 ESG金融ハイレベル・パネルの下に設置されたポジティブインパクトファイナンスタスクフォースにおいて、今般、インパクトファイナンスを実践しようとする金融機関・投資家のインパクト(環境・社会・経済への影響)評価の取組に資することを目的として、インパクト評価について国際的なイニシアティブ等を参考として考え方や手法を整理した「グリーンから始めるインパクト評価ガイド」が取りまとめられましたのでお知らせいたします。

1.背景

 持続可能な社会・経済の基盤づくりを目的として、財務的リターンの獲得だけではなく、環境・社会・経済に正のインパクトを創出することを意図したインパクトファイナンスは国際的な潮流となり、また、我が国においても既に実践が始まっています。

 適切なリスク・リターンを確保しつつ、環境・社会・経済にポジティブなインパクトをもたらすことを意図したインパクトファイナンスについて、概念整理の共有、さらにインパクト評価を実施するうえでの評価手法の整備を行うため、令和2年3月に、ESG金融ハイレベル・パネルの下に、ポジティブインパクトファイナンスタスクフォースが設置されました。昨年7月には、同タスクフォースにおいて、「インパクトファイナンスの基本的考え方」(以下「基本的考え方」という。)が取りまとめられております。

 今般、「基本的考え方」を踏まえ、インパクトファイナンスの普及に向けたロードマップの第一段階として、インパクトファイナンスを実践しようとする大手金融機関・投資家を中心に、既にインパクトファイナンスの取組を開始している一部の地域金融機関等も含め、インパクト評価の取組に資するため、本タスクフォースにおける検討を重ね、委員及び各市場関係者より提示された様々な御意見を元に、「グリーンから始めるインパクト評価ガイド」(以下「評価ガイド」という。)が取りまとめられましたので、お知らせいたします。

2.評価ガイドの内容

 本「評価ガイド」は、国際的にも様々な試みが行われているインパクト評価について、 「基本的考え方」を踏まえ、国際的なイニシアティブ等を参考として考え方や手法を整理することで、インパクトファイナンスを促進し、SDGsの達成や2050年カーボンニュートラルの実現に向け、大規模な民間資金の巻き込みを図るものです。

 本「評価ガイド」では、特にグリーン(環境)の側面に係るインパクトに焦点を当て、インパクトファイナンスの基本的流れの具体的な手順を解説するとともに、想定する投融資の性質ごとに相応しいツールを活用できるよう、各イニシアティブにより示されている既存のツールの特徴と、インパクトの評価プロセスにおいてどのように活用できるかを説明しています。

 また、評価指標の例、代表的なツール類の使い方、インパクト評価の取組事例集などを付属資料において整理しています。

 詳細は下記添付資料より御参照下さい。

3.今後の取組

 環境省では、インパクトファイナンスの普及に向けたロードマップに沿い、最終的には全ての機関投資家・金融機関等が全てのアセットクラスにおいてインパクトファイナンスを実践することを目指し、「基本的考え方」及び本「評価ガイド」の普及に加え、インパクトファイナンスの取組調査・支援等を進めてまいります。個別事業の詳細はおって環境省ホームページにて公表させていただきます。

添付資料

連絡先

環境省大臣官房環境経済課

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8240
  • 課長西村 治彦(内線 6260)
  • 室長近藤 崇史(内線 6278)
  • 課長補佐今井 亮介(内線 6251)
  • 担当松田 幸子(内線 6275)
  • 担当山本 佳代(内線 7235)

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