報道発表資料

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2021年03月26日
  • 自然環境

「人、動物、地域に向き合う多頭飼育対策ガイドライン~社会福祉と動物愛護管理の多機関連携に向けて~」の策定について

環境省は本日、多数の動物を抱え適切に飼養管理できなくなってしまう「多頭飼育問題」に、地方自治体を始め多くの関係者が連携して取り組むための方策をまとめた「人、動物、地域に向き合う多頭飼育対策ガイドライン ~社会福祉と動物愛護管理の多機関連携に向けて~」を策定し、公表しましたので、お知らせいたします。また、地方自治体の動物愛護管理部局と社会福祉部局の双方に周知し、活用いただくため、環境省・厚生労働省連名の通知を発出します。

1.背景・目的

飼い主と動物と周辺の生活環境に大きな影響を与える不適切な多頭飼育に起因する問題(以下、「多頭飼育問題」という。)の背景には、飼い主の経済的困窮や社会的孤立による生活困窮等の問題があり、社会福祉的な支援を必要とする飼い主が多いこと、再発のリスクが高いこと等から、「人の問題」と「動物の問題」として別々にとらえるのではなく、関係者が連携して対応することが重要です。

今般、社会福祉部局、動物愛護管理部局をはじめとする多様な関係主体が連携・協働し、多頭飼育問題の予防と解決に向けた取組を進めるための考え方、対策等を整理し、「人、動物、地域に向き合う多頭飼育対策ガイドライン~社会福祉と動物愛護管理の多機関連携に向けて~」としてとりまとめました。

多様な主体との連携による、地域ごと、事案ごとの実情に応じた多頭飼育対策の実施に際して御活用ください。

2.ガイドラインの概要

添付資料「人、動物、地域に向き合う多頭飼育対策ガイドライン~社会福祉と動物愛護管理の多機関連携に向けて~(概要)」を御参照ください。

3.その他

本ガイドライン及び通知は、動物愛護管理室のホームページに掲載します。

(ガイドライン)

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/r0303a.html

(通知)

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/files/n_59.pdf

※通知は3月29日(月)までに掲載予定

連絡先

環境省自然環境局総務課動物愛護管理室

  • 代表03-3581-3351
  • 室長長田 啓(内線 6651)
  • 室長補佐野村 環(内線 6652)
  • 専門官坂本 万純(内線 7411)
  • 係長尾﨑 由布子(内線 7414)

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