報道発表資料
東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)の第22回政府間会合が令和2年11月25日(水)~26日(木)にWeb開催されました。
今次会合では、現在の中期計画(2016-2020年)に代わる新しい中期計画(2021-2025年)が承認されました。
また、日本が提案した新たな予算執行の仕組みの運用方法や2022年以降に取り組む活動内容について、今後ワーキンググループで詳細な検討を行うことが合意されました。
今次会合では、現在の中期計画(2016-2020年)に代わる新しい中期計画(2021-2025年)が承認されました。
また、日本が提案した新たな予算執行の仕組みの運用方法や2022年以降に取り組む活動内容について、今後ワーキンググループで詳細な検討を行うことが合意されました。
1.会合の概要
○日程 2020年11月25日(水)~26日(木)
○場所 Web開催
○出席者
EANETの参加13カ国の代表(カンボジア、中国、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、フィリピン、韓国、ロシア、タイ(本会合議長国)、ベトナム)等が出席しました。我が国からは、森光環境省大臣官房審議官及び環境省担当官等が出席しました。
(参考)
東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET:Acid Deposition Monitoring Network in East Asia)は、酸性雨問題に関する東アジア各国の協力の推進を目的とした政府間ネットワークです。我が国のイニシアティブにより立ち上げられ、2001年1月から本格稼働を開始しており、現在の参加国は13ヵ国です。(詳細については、別添1参照)
2.結果の概要
○次期中期計画(2021-2025年)の承認
現在の中期計画(2016-2020年)に代わる新しい中期計画(2021-2025年)(以下、「新中期計画」)が承認されました。新中期計画では、参加国における酸性雨を含む大気汚染の対策ニーズが変化していることを踏まえ、活動範囲を拡大し、酸性雨に限らずPM2.5及びオゾンに関する活動を盛り込むとともに、各国のニーズを反映した実質的な対策等に係る活動を段階的に実施することとなりました。(詳細については、別添2参照)
3.今後の対応
我が国としては、EANETを東アジア地域における大気環境管理のための重要な基盤として、その活動の充実及び強化を図ることができるよう、引き続き、プロジェクト毎に予算を執行する新たな仕組みや2022年以降の活動内容に係る議論に積極的に貢献していきます。
添付資料
- (別添1)東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)について [PDF 77 KB]
- (別添2)東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)中期計画(2021-2025年)について [PDF 69 KB]
連絡先
環境省水・大気環境局大気環境課
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-9021
- 課長長坂 雄一(内線 6530)
- 係長河合 実名子(内線 6547)
環境省水・大気環境局総務課国際協力推進室
- 室長山崎 寿之(内線 6580)