報道発表資料

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1997年10月16日

第6回環日本海環境協力会議 (The 6th Northeast Asian Conference on Environmental Cooperation) について

第6回環日本海環境協力会議(The 6th Northeast Asian Conference on
Environmental Cooperation)は、本日閉会した。その概要は次のとおり。

<会議概要>

本会議は、環境庁、新潟県、新潟市の主催により、中国、韓国、モンゴル及び日本の4ヶ国並びにUNDP、UNEP、ESCAPから計41名の出席者を得て、10月14日(火)から16日(木)に新潟市において開催された。

会議では、冒頭に各参加者より基調講演が行われ、温暖化問題をはじめ地球環境問題が深刻化している中で、環境保全に関する地域間の協調の必要性、情報・意見交換の重要性などが指摘された。
引き続き、{1}酸性雨、{2}広域水質保全対策、{3}生物多様性保全、{4}クリーナープロダクションの4つのセッションにおいて活発な議論が行われた。

このうち、特に日本のイニシアチブにより進められている酸性雨モニタリングネットワーク等酸性雨対策における各国の連携の必要性、生物多様性保全のための幅広い情報交換や関係各国と国際機関との協調の重要性などが強調された。
各国の参加者は、地域間の環境協力に、本会議がこれまで果たしてきた役割を評価し、今後とも本会議を通じて既存の協力の枠組みをさらに有効に推進することが重要であるとの認識で一致した。

次回会合は、来年、韓国で開催されることが決定された(場所及び時期は、後日韓国により決定)。
連絡先
環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課環境協力室
室   長:後藤正之
 室長補佐:新見裕一(内線6744)
 担   当:木村京子(内線6756)