報道発表資料
本事業は、一般国道464号 北千葉道路(市川市~船橋市)のうち、東京外かく環状道路と一般国道16号を結ぶ市川市~船橋市間の延長約15kmの自動車専用道路と、市川市~鎌ケ谷市間の約9kmの一般部を一体的に整備する事業である。
環境大臣意見では、(1) 本事業の実施に伴う環境影響及び環境保全措置の内容について、地域住民等に対し丁寧に説明すること、(2) 本事業の実施による地下水及び地盤への影響を回避又は極力低減する観点から、環境保全措置の具体的な内容を検討し、実施すること等を求めている。
1.背景
環境影響評価法では、4車線以上・10km以上の一般国道の新設・改築を第一種事業として対象事業としており、環境大臣は、都市計画決定権者から提出された環境影響評価書※1について、国土交通大臣からの照会に対して意見を述べることができる。
今後、国土交通省関東地方整備局長から都市計画決定権者である千葉県に対して、環境大臣意見を勘案した意見が述べられ、千葉県は、意見の内容を検討し、必要に応じて見直した上で評価書を確定し、公告縦覧等を行うこととなる。
※1 環境影響評価書:環境影響評価の結果について記載した準備書に対する意見を踏まえて、必要に応じて、
その内容を修正した文書。
2.都市計画事業の概要
・都市計画決定権者 千葉県
・事業実施区域 千葉県市川市、松戸市、鎌ヶ谷市、柏市、白井市及び船橋市
・事業規模 4車線 約15km
3.環境大臣意見
別紙のとおり。
(参考)環境影響評価に係る手続
【配慮書の手続】
・公表 平成30年1月16日~平成30年2月20日(住民意見12件※2)
・千葉県知事意見提出 平成30年3月26日
・環境大臣意見提出 平成30年3月12日
・国土交通大臣意見提出 平成30年4月16日
【方法書の手続】
・縦覧 平成30年8月14日~平成30年9月13日(住民意見2件※2)
・千葉県知事意見提出 平成30年12月26日
【準備書の手続】
・縦覧 令和2年2月4日~令和2年3月3日(住民意見9件※2)
・千葉県知事意見提出 令和2年7月21日
【評価書の手続】
・令和2年9月7日 国土交通大臣から環境大臣に意見照会
・令和2年10月22日 環境大臣から国土交通大臣に意見提出
※2 環境の保全の見地からの意見の件数
添付資料
連絡先
環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8237
- 室長木野修宏(内線 6231)
- 室長補佐豊村紳一郎(内線 6233)
- 担当森 満輝(内線 6238)
- 担当中村周平(内線 6248)