報道発表資料

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2020年08月17日
  • 水・土壌

モーリシャス沿岸における油流出事故に対する国際緊急援助隊(二次隊)派遣について

 令和2年8月15日(土)に小泉環境大臣が発表したモーリシャス沿岸における油流出事故に対する環境省の対応方針の詳細が固まりましたので、お知らせします。
 我が国は、油流出事故に対し、同国政府からの要請を受け、計7名からなる国際緊急援助隊(二次隊)を派遣することを決定しました。環境省から職員2名、国立環境研究所から職員2名の計4名が参加します。
 援助隊は同年8月19日(水)に本邦を出発し、現地では海岸に漂着した油状物への対処、漂着地域の生態系への影響の把握などを支援します。環境省として、人類全体の財産である生物多様性の危機に繋がる事態への対処を、全力でサポートする方針です。

1.派遣体制・スケジュールの詳細

 現地時間令和2年7月25日(土)にモーリシャス共和国沿岸で座礁した、ばら積み貨物船「WAKASHIO」による油流出事故に対し、同国政府からの要請を受け、我が国は、計7名からなる国際緊急援助隊(二次隊)を派遣することを決定しました。

 以下の通り、環境省からは①②の職員2名が、国立環境研究所からは③④の職員2名の計4名が、参加することと決定しました。国際緊急援助隊(二次隊)は8月19日(水)に出発予定で、現地では、海岸に漂着した油状物への対処、漂着地域の生態系への影響の把握などを支援する予定です。

  ①環境省水・大気環境局水環境課海洋環境室 室長補佐

              堀野上 貴章(ほりのうえ たかあき) 

  ②環境省自然環境局自然環境計画課 課長補佐

              羽井佐 幸宏(はいさ ゆきひろ)

  ③国立研究開発法人国立環境研究所生物・生態系環境研究センター センター長

              山野 博哉(やまの ひろや)

  ④国立研究開発法人国立環境研究所地域環境研究センター 主任研究員

              牧 秀明(まき ひであき)

               

2.派遣の趣旨

 モーリシャスは、サンゴ礁などの生物多様性の宝庫であり、その恵みにより、漁業や観光を営み、経済を成り立たせている国です。今回の事故は、生物多様性の損失に繋がる重大な危機であり、モーリシャスにとってはコロナ禍に加えての打撃となり、死活的な影響を受けることになります。

 環境省として、人類全体の財産である生物多様性の危機に繋がる事態への対処を、全力でサポートする方針です。

連絡先

環境省水・大気環境局水環境課海洋環境室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-9023
  • 室長山下 信(内線 6630)
  • 室長補佐飯野 暁(内線 6631)

環境省自然環境局自然環境計画課

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8343
  • 課長植田 明浩(内線 6430)
  • 課長補佐木村 麻里子(内線 6492)

環境省大臣官房総務課危機管理室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5512-5010
  • 室長伊藤 史雄(内線 7071)
  • 係員内田 光俊(内線 7073)