報道発表資料

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2020年06月26日
  • 総合政策

名岐道路(一宮~一宮木曽川)に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見の提出について

 環境省は、令和2年6月26日(金)、「名岐道路(一宮~一宮木曽川)計画段階環境配慮書」に対する環境大臣意見を国土交通大臣に提出した。
 本事業は、国土交通省中部地方整備局が、愛知県一宮市の名古屋高速一宮東ICから東海北陸自動車道一宮木曽川ICを結ぶ延長約7.5㎞の道路を整備するものである。
 環境大臣意見では、(1)本事業の実施に伴う住居等への自動車交通騒音及び排気ガス等の影響を回避又は極力低減すること、(2)本事業の実施に伴う環境影響及び環境保全措置の内容について、地域住民等に対し丁寧に説明すること等を求めている。

1.背景

   環境影響評価法では、一定の規模以上の道路の新設・改築を対象事業としており、環境大臣は、計画段
  階環境配慮書※について、国土交通大臣からの照会に対して意見を述べることができる。
   今後、国土交通大臣から事業予定者である国土交通省中部地方整備局に対して、環境大臣意見を勘案し
  た意見が述べられ、事業予定者は、意見の内容を検討した上で事業計画を決定し、事業段階の環境影響評
  価(環境影響評価方法書、準備書、評価書)を行うこととなる。

  ※計画段階環境配慮書:配置・構造又は位置・規模に係る事業の計画段階において、重大な環境影響の回
   避・低減についての評価を記載した文書。

2.事業の概要

  ・名称     名岐道路(一宮~一宮木曽川)

  ・事業予定者※  国土交通省中部地方整備局

  ・事業予定地  愛知県一宮市

  ・事業規模   約7.5km 4車線

  ※上記、事業予定者は「概略計画の検討を実施した主体」である。

3.環境大臣意見

  別紙のとおり。


  (参考)環境影響評価に係る手続

   ・令和2年5月12日  国土交通大臣から環境大臣に意見照会

   ・令和2年6月26日  環境大臣から国土交通大臣に意見提出

添付資料

連絡先

環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8237
  • 室長坂口芳輝(内線 6231)
  • 室長補佐鈴木清彦(内線 6233)
  • 担当森 満輝(内線 6238)
  • 担当河田 悠(内線 6253)

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