報道発表資料

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2019年12月13日
  • 自然環境

「森里海連環の再生及び地域循環共生圏の実現に向けた連携・協力に関する協定」の締結について

本日12月13日(金)、環境省自然環境局は、京都大学フィールド科学教育研究センターと、「森里海連環の再生及び地域循環共生圏の実現に向けた連携・協力に関する協定」を締結しました。

1.概要

 地域循環共生圏づくり(森里川海プロジェクト)を推進する環境省自然環境局と森里海連環学の研究に取り組む京都大学フィールド科学教育研究センターは、ともに、森から海までのつながりを取り戻し、その恵みをひきだしながら豊かに暮らせる社会を構築していくことを目指し、そのつながりの科学的な解明や、市民・地域と連携した社会活動、普及啓発を展開しています。

 このため、両者が連携・協力することで、より効果的な取組を進めるべく、本日、環境省自然環境局 鳥居敏男局長、京都大学フィールド科学教育研究センター 徳地直子センター長、京都大学森里海連環学教育研究ユニット 山下洋ユニット長はじめ関係者が出席し、協定締結式を行いました。

 この取組は、第5次環境基本計画(平成30年4月17日閣議決定)で示された、持続可能な循環共生型社会の実現に向けた重点戦略の推進にも寄与することが期待されます。今後は、両者の研究や事業成果の活用、シンポジウム等における普及啓発活動や教育の実施等で連携していきます。

協定締結式の様子

写真:協定締結式の様子 

(右:徳地直子 京都大学フィールド科学教育研究センター長、左:鳥居敏男 環境省自然環境局長)

2.協定について

(1)名称 

「森里海連環の再生及び地域循環共生圏の実現に向けた連携・協力に関する協定」

(2)内容

 ①目的

両者が相互に連携・協力して、森里海連環の再生と地域循環共生圏の実現に向けた教育・研究及び社会連携の取組を進め、もって我が国の自然環境保全及び持続可能な社会づくりに寄与すること。

 ②連携・協力の内容

 ・京都大学フィールド科学教育研究センターが進める森里海連環学の教育・研究・社会連携に関すること

 ・環境省自然環境局が進める地域循環共生圏の実現に向けた事業に関すること

 ・両者の自然環境及び社会条件にかかる研究成果及び事業成果の共有に関すること

 ・その他、我が国の自然環境保全及び持続可能な社会づくりに向けた取組に関すること

3.関連ウェブサイト

 ・京都大学フィールド科学教育研究センター

   http://fserc.kyoto-u.ac.jp/wp/

 ・京都大学森里海連環学教育研究ユニット

   https://linkagain.kyoto-u.ac.jp/

 ・環境省地域循環共生圏

   https://www.env.go.jp/seisaku/list/kyoseiken/index.html

  環境省つなげよう、支えよう森里川海プロジェクト

   https://www.env.go.jp/nature/morisatokawaumi/

添付資料

連絡先

環境省自然環境局自然環境計画課

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8343
  • 課長植田明浩(内線 6430)
  • 課長補佐宮澤泰子(内線 6435)
  • 係員鈴木郁子(内線 6438)

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