報道発表資料
1 開催の目的
本研修は、令和元年度教職員等環境教育・学習推進リーダー育成研修の一環として、「体験の機会の場」の充実・拡大に関する協定を踏まえ、「体験の機会の場」研究機構(注1)と連携して行うものです。
本研修では、地域の団体や学校等と連携して環境教育・ESD(持続可能な開発のための教育)を実践している企業を訪れ、多様な主体が連携して持続可能な社会の担い手を育成する手法や視点等を学びます。特に、持続可能な社会づくりへの主体的な参加意欲を育むための「体験活動」を効果的に実施するためのポイントも学びます。
さらに、本研修では、持続可能な社会づくりを支える方との交流をすることにより、多様な主体をつなげ、協働する上で必要なファシリテーターやコーディネーターとしてのスキルの向上にもつながります。
- (注1)
- 環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律(以下「環境教育等促進法」という。)に基づく「体験の機会の場」の認定を受けた事業者が、民間の立場から、体験プログラム等の更なる充実を図るために設立した任意団体。「体験の機会の場」の認定を受けていることを入会要件とし、現時点で、石坂産業株式会社(埼玉県)、株式会社オガワエコノス(広島県)、サンデンホールディングス株式会社(群馬県)、公益財団法人キープ協会(山梨県)、株式会社ナカダイ(群馬県)、株式会社相愛(高知県)が加盟。「体験の機会の場」の充実・拡大を図ることを目的として、平成29年10月に、環境省と「体験の機会の場」研究機構が、環境教育等促進法に基づく協定を締結。
2 日程・会場・主催等
・日 程:
令和元年12月16日(月)11:00~16:00
・会 場:
サンデンフォレスト(注2)(群馬県前橋市粕川町中之沢7 番地) http://www.sandenforest.com/access/
・主 催:
環境省
・協 力:
文部科学省
・共 催:
「体験の機会の場」研究機構
- (注2)
- 「体験の機会の場」研究機構の一員である、サンデンホールディングス(株)が、平成14年に、「環境と産業の矛盾なき共存」というコンセプトの下、環境共存型の工場を目指し、群馬県赤城山の南麓に開設。豊かな自然環境を社会に還元するため、環境教育の場として、地域の方に活用してもらえるよう、フィールドやプログラム、スタッフの整備を行い、現在では、企業の環境保全活動と自然体験活動を学ぶ場を提供している。平成23年には、OECD発行ガイドブックにて、「自然と調和したものづくり」の好事例企業として紹介された。平成26年度に前橋市から体験の機会の場の認定を取得。
3 内容(予定)
○「ものづくり」における環境への取組(講義、工場見学含む)
○学校受入れの現場へ(森を学ぶプログラムの体験)
○ワークショップ「今日の体験をふりかえり、体験型教育を考える」
○ミニ講義「地域の施設と学校が連携し、環境教育に取り組むポイント」
(講師:小澤紀美子東京学芸大学名誉教授)
4 申込方法等
・対 象:
持続可能な社会づくりや環境教育に関心のある方(企業・団体職員、学校教職員、行政関係者、大学生等)
・申込方法:
下記ホームページにある「お申込フォーム」に必要事項を御記入の上、送信してください。定員に達した場合は、募集を締め切ります。http://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/
・参 加 費:
無料(ただし、交通費、宿泊代、昼食代は自己負担となります。)
・そ の 他:
新宿駅から無料送迎バスあり(希望される方には、事務局から、集合時間・場所等を御連絡いたします。)
5 お問合せ先
(公社)日本環境教育フォーラム内 担当 小堀
TEL: 03-5834-2897 MAIL: esd-kenshyu@jeef.or.jp
〔関連情報〕
過去の報道発表資料
令和元年6月25日
令和元年度教職員等環境教育・学習推進リーダー育成研修の開催について
https://www.env.go.jp/press/106942.html
連絡先
環境省大臣官房総合政策課環境教育推進室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8231
- 室長三木 清香(内線 6240)
- 室長補佐端山 耕司(内線 6272)
関連情報
過去の報道発表資料
- 令和元年6月25日
- 令和元年度教職員等環境教育・学習推進リーダー育成研修の開催について